docker-for-phoenix

README.md

使用方法

ファイルの設置

以下のファイルをPhoenixプロジェクトのルートディレクトリ配下に設置します。

• Dockerfile
• docker-compose.yml

バージョンの修正

各ファイルに定義されている以下のバージョンを適切なものに修正します。

• Dockerfile
  • Elixirのバージョン
  • Phoenixのバージョン
  • Nodeのバージョン
  • npmのバージョン
• docker-compose.yml
  • MySQLのバージョン

開発用設定ファイルの修正

config/dev.exs に定義されているMySQLのusernameとdatabaseを以下のように修正します。 (databaseの名前は適切に書き変えてください)

# Configure your database
config :my_app, MyApp.Repo,
  adapter: Ecto.Adapters.MySQL,
  username: "root",
  password: "password",
  database: "my_app_dev",
  hostname: "db",
  pool_size: 10

docker-composeの実行

以下のコマンドを実行してdockerコンテナの生成し、Phoenixアプリケーションを実行します。 (docker-composeでコンテナを立ち上げると同時に、 mix phx.server が実行されます)

$ docker-compose up -d

DBの作成

以下のコマンドを実行してMySQLのDBを作成します。

$ docker-compose run web mix ecto.create && mix ecto.migrate

以下のURLにアクセスして、Phoenixアプリケーションを開くことができれば成功です http://localhost:4000

コンテナとのインタラクション

dockerコンテナでshellを操作するには、以下のコマンドを実行します。

$ docker exec -it {コンテナのID} bash

コンテナの停止

docker-composeで立ち上げたコンテナを停止するには、次のコマンドを実行します。

$ docker-compose stop

なお、 docker-compose down でコンテナを削除すると、開発用DBのデータも削除されるので注意してください。（DBデータを維持するにはVolumeを指定する必要あり）

注意点

6/5 時点で、MySQLのドライバであるMariaexは、MYSQL8.0に接続できない問題がある模様。 xerions/mariaex#222

docker-compose.yml

version: '3.2'
services:
  web:
    build: .
    ports:
      - "4000:4000"
    command: mix phx.server
    environment:
      - MIX_ENV=dev
      - PORT=4000
    volumes:
      - .:/app

  db:
    image: mysql:5.7
    hostname: db
    ports:
     - "3306:3306"
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: "password"

Dockerfile

FROM elixir:1.6.5

ENV NODE_VERSION 8.x
ENV NPM_VERSION 6.1.0
ENV PHOENIX_VERSION 1.3.2

RUN curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_${NODE_VERSION} | bash \
  && apt-get install -y nodejs

RUN npm install npm@${NPM_VERSION} -g

RUN mix local.hex --force && \
  mix archive.install --force https://github.com/phoenixframework/archives/raw/master/phx_new-${PHOENIX_VERSION}.ez && \
  mix local.rebar --force

WORKDIR /app