list_monad.R

# 『関数プログラミング実践入門』のリストモナドの例をRで実装してみる。
# Rはベクトルが基本計算単位だから、常にリストモナドみたいなものだと思いついたので、その確認。

# lessThanは見た目も近い
lessThan <- function(n) {
  0:(n-1)
}

# plusMinusもほぼ同様。
plusMinus <- function(a, b) {
  c(a+b, a-b)
}

# 長さが違うベクトルはリサイクルされるので、
# lessThanの要素数だけ0が繰り返し適用される。
allPM0s <- function(n) {
  plusMinus(0,  lessThan(n))
}

# 組み合わせは考えないので
# この実装は、例とは"異なる"結果を返す。
allPMs <-function(m, n) {
   plusMinus(lessThan(m), lessThan(n))
}

# 手続き型っぽく実装してみる。
allPMs2 <-function(m, n) {
  ret <- vector()
  for(x in lessThan(m)) {
    ret <- c(ret, plusMinus(x, lessThan(n)))
  }
  ret
}

# Rっぽく（要素ではなく集合を扱うように）書き直す。
# 組み合わせをexpand.gridで生成して、
# mapply（HaskellのzipWithっぽい感じ）でplusMinusを適用して
# matrixになっているのをas.vectorでベクトル化（Haskellだと[[]]をconcatに対応）。
allPMs3 <-function(m, n) {
  xy <- expand.grid(x=lessThan(m), y=lessThan(n))
  as.vector(mapply(plusMinus, xy$x, xy$y))
}