Self Sovereign Identity(SSI)とは、2016年にクリストファー・アレン氏がそれまでアイデンティティコミュニティの人々の間で話し合われていたことから着想してブログ記事「Self-Sovereign Identityへの道」で詳細をまとめた、包括的な用語です。そのブログではSelf-Sovereign Identityの10の原則が定義されています。
- Existence ユーザーは独立した存在でなければならない。
- Control ユーザーは自分のアイデンティティをコントロールできなければならない。
- Access ユーザーは自分のデータにアクセスできなければならない。
- Transparency システムやアルゴリズムは透明でなければならない。
- Persistence アイデンティティは永続的なものでなければならない。
- Portability IDに関する情報およびサービスは持ち運び可能でなければならない。
- Interoperability IDは可能な限り広く使用できなければならない。
- Consent IDを使用するときに本人が同意しなければならない。