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en.ja OSSについて

en.ja OSSについて

はじまり

昨年の11月後半からen.ja OSSというオープンソースドキュメントの翻訳コミュニティをGitHubを使って開始した。

PublickeyでもJavaScript MVCフレームワーク Backbone.jsのコメント付きソースコード日本語訳が公開という記事で取り上げていただいたので、すでにご存じの方も多いかも知れない。

去年の10月に終了したCSS Radar Newsletterという名前のメールマガジンの後継のプロジェクトとして「翻訳」を選んだ。
その1つのアウトプットがen.ja OSSだ。

運良く同僚として働く活きのいい若者、@ahomu氏がBackbone.jsのFAQの部分を翻訳したというので、レビューしてあげようということになり、それがそのままen.js OSSの基礎となった。

ドキュメントを細切れに翻訳していって、最終的に100%の翻訳率にするという流れや、en.ja OSSにおけるプロジェクトの基礎構造といえるenja-oss / Backboneの基本を作ったのは彼の功績だ。

私は今のところただGitHubにOrganizationを作成しただけで、主宰ということになっている。

これまで

プロジェクト開始から6週間くらいしか経過していないが予想を超えるスピードで翻訳が進んでいる。

翻訳途中に0.9.9という含みのあるバージョンにアップデートしたBackbone.js。
開始時の0.9.2に対する翻訳はほぼ完成しており、0.9.9、および来たるべく1.0へのアップデートの対応も始まっている。

Backbone.jsの後にスタートしたUnderscore.jsのドキュメント翻訳は80%くらいの進捗。

このうち私が翻訳した文章はほんの一握りで、主に私がなにをしているかというと監訳。

en.ja OSSにも大きなOSSにあるようなレビューワ(=監訳)という役割がある。 この仕組みというか取り組み自体も@ahomuとのやりとりからの流れで作ったものだ。しかし、同僚として普段私を見知っているメンバだけでなく、多くのメンバが活用しているen.ja OSSを支えるようなフローになってきている。
技術文書を翻訳するからには「正しい」訳をアウトプットしていくには監訳のようなフローが必要だし、副作用としてこのフローが英文翻訳の初心者(私を含めて翻訳を生業にしているメンバは知る限りいないはず)でも参加しやすい環境作りに一役買ってくれている。

en.ja OSSをGitHub上で運営していると非常に大きな学びが得られることもわかった。
これまでGitHubにアカウントで公開してもしなくても良さそうなものばかりを公開してきていたが、自分以外のコミッタが存在して、コードではないものの限りなく近しいものがPull Requestされてくる。
翻訳は前述の通り、多くは監訳のフローを通り、そのフィードバックを受けて、さらにPull Requestされてくる。
Issuesには未整備の事柄がタイミングよくフィードバックされ、多くのメンバが解決のためのアイデアを出してくれる。

en.ja OSSは他のOSSが採用しているワークフローと大きく変わらないワークフローを体験できる場になってきていると言えるだろう。

これから

今後en.ja OSSで翻訳予定となっているOSSはStylus(とnib)、Require.jsで、Stylusに関しては近くレポジトリを作成する。

CSS LintやJSHintなどいつも使っているツール群も翻訳していきたいし、GruntやMochaなどにも着手していきたい。

それ以外にもやらなければならないことがある。

恒久的にコミュニティが継続していくためには新規参加を促す意味でも、参加メンバがコミュニティ外でも認知されるという意味でもメディアに取り上げて貰うということも必要だと考えているし、金銭的なリターンが必要とされているかも、その仕組みも考えていないがスポンサーのような存在もあってもいいと思っている。

最後に。

私の仕事はコードを書くことでも、他人が書いたコードをレビューすることでもなく、問題を解決する提案をすることだ。

en.ja OSSは「英語」という多くの人が抱える問題を解決する一つの提案。

en.ja OSSはまだまだ「これから」のコミュニティだ。
翻訳するべきだと考えているOSSはまだまだ多くあるし、今後はすでに翻訳したOSSのアップデートへの対応も出てくるだろう。
今はまだ「世の役に立つことをする」という大切ながら、ややナイーブなリターンしか提供できないかも知れないが、英語の腕に覚えがある方もそうでない方でも、ぜひen.ja OSSに参加してほしい。

en.ja OSSへの参加についてはこちらから

2013/01/05

by 斉藤 祐也

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