最近Misskeyを個人で開発していくことに限界を感じてきています。 理由としては、端的に言うと「就職に伴い、開発やメンテナンスに割ける時間が取れなくなった」に尽きます。 Misskeyやその周辺プロジェクトを開発できるのが、休日の限られた時間しかないので以下のような諸々が難しくなっています。 やる気の問題と言われればそれまでですが、仕事でメンタルやられることも多く、思うように進まないのが現状です。
- PRを作ってもらってもレビューするのが難しい
- 実際にコードを見る以前のキャッチアップにも時間かかったりする
- 背景やコンテキストの理解
- 実際にコードを見る以前のキャッチアップにも時間かかったりする
- コード品質の担保が難しい
- 他のメンバーもボランティアなので、場合によっては私と同じくあまり時間取れないことがあるかもしれないし、レビューしてもらえる保証もない
- ただ明らかに自分だけでは不安な変更とかは極力レビューお願いしているしこれからもそうしたい
- CIを整備するのは本腰入れて取り組む必要があるが、やはり時間がない
- 他のタスクに比べて優先度低くなりがち
- e2eテスト書きたいよね
- 他のメンバーもボランティアなので、場合によっては私と同じくあまり時間取れないことがあるかもしれないし、レビューしてもらえる保証もない
- ドキュメントの整備が間に合わない
- あるブランチで作業が進行しているけど、遅々としています
- ドキュメントが揃わないとコントリビュータも増やせない
- 翻訳については有志の方がすごいスピードでやってくれるのでその点は有り難く助かっています
- ただ、「ここの翻訳はどうしたらいい?」とか「これはどういう意図?」という質問はたまに来ることがあり、その対応は私しかできないので待ち状態を発生させてしまう
- Issueの対応と整理/グルーミングができない
- ここは割と私以外のコラボレータが頑張ってくれている印象:pray:
- 休日にガッと倒していくこともあるが、反応は遅れる
- DMとかで私に直接問い合わせが来るのが割と時間消費してつらい
- Issueと違って時間がないので後で見る、ということができない
- 英語が多いのでまず文章の理解にMP消費する
- 困りごとがあれば私に直接相談するよりはIssueとかDiscussionなどの公の場を使ってもらった方が皆にも見れてよいです
- GitHubに頼らないでそういった場を用意できればベターだけど、やはり時間がない(n回目)
↑に挙げた問題はほぼ全て、取り組む時間が今より増やせれば解決するか、少なくとも今より改善することは確かです。 ただ、時間を増やすとなると仕事を辞めるくらいしかないですが、Misskey開発だけで生活できるほどの貯蓄も寄付もないので、それは現時点で難しいと思います。
もし時間があったらという仮定のもとの青写真を書きます。
- 何らかの理由によりMisskey開発する時間ができる
- ドキュメント整備できる
- コントリビュータが増える
- 私の負担が減ってより価値のあるタスクに取り掛かれる
- CIが整備できる
- 安定性が上がる
- ユーザーが増える
- ✌
最後に、Misskey開発をサポートしてくれている皆さん(コラボレータ、コントリビュータ、パトロン、利用者の皆)本当にありがとうございます:pray: これからも少しずつ開発は続けていきたいと思っています。