のりよし

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このエントリーは のりよし Advent Calendar 2015
(http://www.adventar.org/calendars/1297) の23日目の記事です。ひとつ前は、y@su
さんの「のりよし」でした。

阿部さんとお会いしたのは、もうかれこれ2年前の、某案件でのことでした。モバイルネ
イティブアプリの開発でしたが、人員が足りなく、助っ人として呼ばれてきたのが、当
時雇用されていた会社が離散した(?)ばかりの阿部さんでした。最初、フリーランスとし
ての参加でしたが、後々、開発を請け負っていたK社に雇用されたようです。

たしか、iOS版に集中するためにペンディング状態だったAndroid側の開発に、iOS版リリ
ース後、加わってきたように記憶しています。ぼくもAndroidチームでしたのでいっしょ
のチームです。Androidチームには、もう一人、大阪で酒場を放浪しているOさんもいま
したが、それはまた別のお話。

ネイティブ開発の経験も深いようで、Androidはこころえたもの。最初、iOSのテーブル
ビューと似たような機能を持った、2階層までの構造化されたデータを表示できるカスタ
ムListViewを作ってくれました。アプリの仕様をiOSと一致させる必要があったためです
。知識は十分で会話もすんなり通じたたため、この人はプログラミングのできる人だな
、とすぐにわかりました。ぼくは、阿部さんの来る前に、全体の設計見直しを行い、全
面的にFragmentを使用した実装に変更するなどの作業を行っていました。Fragmentによ
る部分的なバックスタック管理の向いたアプリだったと思います。この再設計作業につ
いて、後々、保守を担当した阿部さんが「武藤さんがベースの整理をうまくやってくれ
たおかげで、作業がしやすかった」と誉めてくれたのがうれしかったのをいまでも覚え
ています。聞いたところによると、ぼくがチームを離れた後は、Espressoでのテスト整
備などをがんばっていたようです。

昨日K社の忘年会でひさびさにお会いしましたが、いまは、辞めて、アプリで一発当て太
郎を狙っているそうで、「のりよし、諦めろ」などの声も多いようですし、収入がなけ
れば趣味のバー通いもなかなか行けなくなって大変でしょうが、ぜひがんばっていただ
きたいですね。