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@taisukeoe
Last active October 26, 2021 22:14
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「Playの未来について / On the future of Play Framework」に寄せて

皆さん、こんにちは。

ここ数年、PlayのGitHubリポジトリやこのユーザーフォーラムをフォローしていた方の中には、私をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 私はここ数年で最もアクティブなPlay貢献者であり、またこの1.5年以上の間において、Playにおいて定期的に実際に作業をし、最後のリリースを実現するためにほとんどの作業を行った、おそらく最後のコア貢献者でした。 そういう事情で、現在の状況とPlayの将来について計画していることについて、最後にコメントしたいと思います。

まず最初に、1つ明確にしておきたいことがあります。 私はLightbendのために働いたことはありませんし、フレームワークとそのエコシステムに関する私の仕事に対して1セントたりとも受け取ったことはありません。 このことをお伝えしたいのは、過去7年間に私がフレームワークのために行った仕事の量から、私がLightbendのために働いていると思われたことが何度もあったからです。基本的に、私はインターネット上のただの無名の男で、2014年以降、新機能の追加やバグの修正によってPlayを前進させるために多くの時間を費やしてきました(つい最近、コミット数ベースで1番目のコントリビューターになったほどです)。さらに、ビルドが安定して動作することを確認しています ;) (ちなみに、Play 1を2010年から使っていて、コードへの貢献も行っていました)

この1.5年以上の間に、LightbendはPlayからどんどん撤退していったので、以前のようにフレームワークに定期的に取り組んでいる人はほとんどいなくなってしまいました。私にとっては、Playを存続させるために行っていた仕事がますます増え、請求書を支払うために行っていた他のプロジェクトや家族(私には妻と子供がいます)の隣で処理することはほとんど不可能になっていました。

さて、ブログ記事をお読みになった方はご存知だと思いますが、Lightbendは私や他の人々と協力して、「(Lightbendの外で)Play Frameworkの将来の開発に責任を持つ、コミュニティ主導の組織を作る」ことになりました。

では、それは実際にどのような意味を持つのでしょうか? 単刀直入にお話しします。私たちは、Playをhttps://opencollective.com/ に移行することを計画しています。ここでは、人々や組織が、(私見ですが)最も透明性の高い方法で、定期的または一回限りの寄付をして、オープンソースプロジェクトを後援することができます。 つまり、私のようにここ数年Playに深く関わってきた(そして今も関わっている)人たちが、フレームワークへの取り組みを続けながら、最終的には費やした時間に見合った報酬を得ることができるということです。このコメントを読んでいるあなたのような組織や個人、Playを日常的に使用し、Playに依存し、ビジネスを成功させるためにPlayアプリケーションを本番で実行し、私のような情熱的なオープンソース貢献者が素晴らしいフレームワークを存続させ、さらにそれを推し進めるために自由時間に行っている作業から利益を得ている人たちや企業から報酬を得ることができるのです。

この6ヶ月間、もし私が貢献する気にならなければ、Playは基本的にメンテナンスされなくなる(あるいはなってしまう)だろうということがわかったとき、私はPlayをどうするか、そして個人的にフレームワークにどう関わっていくべきかについてよく考えていました。一度だけでなく、GitHubのスポンサーアカウントを開設することも考えました。しかし、私の考えでは、Open Collectiveのような完全に透明性のあるプラットフォームが、最終的に最良の解決策であると考えました。にとっては、PlayをOpen Collectiveに移行することは、私にとっても、Playやそのユーザー、コミュニティ、そしてフレームワークの成功に関心を持つすべての人にとって、正しいことだと思います。情熱的なオープンソース開発者の観点からも、関係者全員にとって絶対にベストなソリューションだと思います。私見では、Playはコミュニティによって運営されるべきだと考えています。個人でもなく、一企業でもなく、このフレームワークを本当に大切に思っている人たちによってです。 そして、Playに貢献した人々は、彼らの仕事から利益を得ている企業から、それに応じた報酬を得るべきです。

他のプロジェクト(https://opencollective.com/socketio、https://opencollective.com/webpack、https://opencollective.com/generator-jhipsterなど)を見ても、貢献者とスポンサーの間に健全で安定した公正な関係を築くことは可能だと思います。プロジェクトの成功に関心のある人や企業は、お金を提供することでプロジェクトをサポートし、そのお金は私のような貢献者に、パートタイムであれフルタイムであれ、あるいは特定の機能を実装しただけであれ、彼らが行っている作業に対して支払われるのです。 私にとってPlayの仕事はお金を稼ぐためのものではなく、お金が私のモチベーションではなかったことは、誰にも証明する必要はないと思います(もちろん、誰も私に貢献することやユーザーグループのミーティングでの講演を強制したことはありません。私はただ、偉大なひとつなぎのソフトウェアに貢献したかっただけなのです ;) ) しかし、Lightbendが辞めてPlayを他の人に譲りたいと思っている今、状況はすでに変化しており、また変化する必要があります。

ですから、フレームワークを存続させたいと思っている皆さん、Playに投資して依存している企業の皆さん、Playのアプリケーションを運用している皆さん、基本的にはPlayの成功とプロジェクトの繁栄に関心のある皆さんにお願いします。 Playのプロジェクトやその関連プロジェクトの面倒をみたり、メンテナンスし、また前に進めようとしている人に関心があるのであれば、自分や他のコントリビュータのスポンサーになってください。 自分や他の貢献者の個々人に対して投資しているのではありませんし、会社にたいして投資しているのでもありません。Playというプロジェクトとコミュニティに投資しているのです。

我々はOpen Collectiveのアカウントの近いうちに開設するつもりです。あなた、もしくはあなたの働く会社が喜んで参加したいと思うのであれば、ブログ記事にあるメールアドレスに連絡をするか、このスレッドにあなたの考えをコメントしてください。 もちろん、何か質問があるのであれば、私もしくは我々に知らせてください。興味深い会話ができることを楽しみにしています。

どうもありがとうございます。

Matthias

PS: この投稿は資金調達やお金に関する話だけでした。もちろん、Playのためにコードを書く時間を投資したいとか、貢献したいとか、ひょっとするとメンテナになりたいというような人や組織がいたとしたら、それはそれでとてもハッピーです。しかしながら、たった今の時点で重要なことはお金を集めることなのです。そうすることで、可能な限り早く、Playを維持し続けることができるようになります。

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