こちらは登壇資料をひととおり作成した後に見ていただきたい資料です。
「登壇見たけど、わかりづらくて、よく分からなかった」を少しでも減らし、登壇者のこだわりを参加者のみなさまに伝えやすくするため、こちらのチェックリストをご確認ください。
まずは「わかりづらさ」をなるべく洗い出して対応し、 聞き手にとって「わかりづらい」セッションでは無い 、ということを最低限目指してもらえると嬉しいです。
レビューアーの皆さんも「わかりづらさ」の対応をするサポートを中心にお願いします。
Bad Case 例 | Bad Case の詳細 | 当てはまらない/対応済み |
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ストーリーが無く、何を伝えたいか良く分からない | この登壇を通して何を伝えたいか(聞き手が何を得られるか)、どういう流れ(起承転結?)で伝えるか、全く考えられておらず、わかりづらい。 | |
専門用語多いが補足なく聞き手にとって分かりにくい | 登壇者が前提とする知識と、聞き手の知っている知識にあるギャップを、埋めようとするための補足や背景の説明がなく、わかりづらい 。 | |
事前に告知された内容と、登壇内容が全く異なる | 聞き手が事前告知等で見て期待した内容と、登壇で聞く内容が全く異なり、期待した話が聞けなくて失望する。 | |
自己紹介が長すぎる | 早く登壇内容に入ってほしいのに延々と自己紹介が続き集中力切れる。自己紹介が2分以上つづく... | |
デモや動画が失敗しすぎる | もっと事前準備しっかりしておいてよ... と突っ込みたくなるほど何度も失敗して待たされ、不満を感じる。 | |
資料が未完成だけど登壇 | 「未完成でスイマセン」など言い訳しながら登壇。ちゃんと準備してきてよ... とツッコみたくなる雑さに不満を感じる。 | |
アジェンダなどが無く、今何の話してるか聞く側が迷子になる | 全体のウチどこらへんを聞いているのか分からない。背景や前提など1つ1つしっかり覚えながら聞かないとわからないけど、そんなに覚えてられないので、どういう話だったかわからなくなる |
「わかりづらい」資料では無くなった後に、以下のような工夫を行うことによって登壇満足度を上げることができる可能性があるので、対応できそうな方はぜひご対応ください。
Good Case 例 | Good Case の詳細 | 当てはまる/対応済み |
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最後に登壇で学んだことのまとめがある | 40分のセッションのうち最初の方に聞いたことは最後の方に忘れがちだが、最後にまとめで思い出せるようになっている | |
数字を使うことで、表現をわかりやすくしている | 「結構この作業時間がかかった」よりも「1日3時間ずつ1週間取り組んだので、合計20時間くらいかかった」のほうが分かりやすく説得力をもつ | |
具体的なエピソードがあり、飽きずに話をきける | 例)「ルールがシンプルで誰でもわかりやすく作られています」だけでなく「実際に50代後半の私の母親はゲームに疎いのですが、このゲームをとても簡単に操っているのをみて、私自身も驚いたのを覚えています。」という自分のエピソードも追加すると聞き手は飽きずに聞ける | |
様々なレビューアーから丁寧にFeedBackをもらい、それらを吟味し反映する | 識者からは専門用語や技術知識が間違ってないかのFeedBack、想定する聞き手からは「わかりづらい点」などを多面的に聞くことで登壇の質をあげる |