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ほしたらの（そうしたら）、白い衣を着た髪の長い女の人が、スーッと煙みたいに現れての、

「このガジェット成就の手だては、人柱をたてるよりほかはあるまい。人柱をたてよ、人柱をたてよ、
　明日の朝一番に予約受付するユーザーを堤に埋めよ。そのユーザーは三万と九千八百円を持って
　いようほどにな。」

というとの、また、スーッと消えてしもうたんやと。ハッと目がさめた清水社長は

「これこそ神のお告げか。」

と喜んで、さつそく、部下を集めて人柱になるユーザーを捕まえるために部下にタッチ＆トライイベント
をさしたんやと。

一方そんなこととは露も知らんユーザーはの、まだ夜も満足に明けきらんうちに、代官山蔦屋書店へ
やってきたんじゃそうな。そいで清水社長のおるタッチ＆トライイベントを見つけて、

「あれ、あんな所に清水社長が居るようじや。清水社長は何でもよう知っとるけに、あの人に問うて見よ。」

というての、自分を協まえるための社長とも知らんとそばへ寄っていっての、

「このMoonはTYPE-MOONかえ。enchantMOONかえ。」

と問うたんやと。

さっそく、部下たちはそのユーザーを捕まえて、人柱にしてしもうたんやけどの、池の堤に埋められるとき、
ユーザーは我が身の悲運を嘆き悲しんでの

「いうんでなかった、来るんでなかった。いわざらこざら、いわざら、こざら」

といい続けたということじゃわい。

参考:
http://matome.naver.jp/odai/2137430452227412701
http://chikiri-jinjya.org/about.html