この記事は、自作OS Advent Calendar 2017の 12/9 の記事として書かれました。
繰り返される「凄い人は表に出てこない」という趣旨の言説、「俺は凄い人を知っている」という、自慢話とも受け取れる話です。
趣味でプログラミングしていても、成果を公表している人ばかりでもないと思いますし、仕事の話題を公表できる人ばかりでもないと思いますから、「凄い人は表に出てこない」のも珍しいことではないと思います。
仕事の話題だと、特定の業界や業種向けに仕事をしている人も多いでしょうから、汎用的な情報技術の話題よりも業界固有のプロトコルなどの話題が多かったりもするので、話題として広がりがないということもあるでしょうし、話をする場面は特定業界に閉じた集会だったりすることもあるでしょう。それ以前に忙しすぎて発表どころではない人も多いと思います。
ただ、実在性の確認が困難な成果や人の話をされても、「確認出来ないものを評価することは不可能」ではないでしょうか。「凄い人は表に出てこない」と語るのは自由ですが、それを評価することは出来ないのです。
すでに何か作っていて、まだ未公開の作品があったら、公開して人通りの多い場所で周知してほしいです。公開を準備するだけでも勉強になると思います。