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「SEO対策」の用語の使われ方、SEOの手法について思う事.md

「SEO対策」の用語の使われ方、SEOの手法について思う事

用語の使われ方

SEOという用語が登場してから、日本国内における用語の使われ方に違和感を覚える事が多い為、記事にしました。半分ネタで半分本気です。

この記事で発明した用語が広まるとは思っていませんが、その用語に込められた意図はくみ取って頂ければと思います。

SEOとは

SEO (Search Engine Optimization)を日本語訳すると、「検索エンジン最適化」になります。一般には、自分が運営するサイトが検索エンジンでの表示順位(ページランク)が上がるように様々な最適化を施す事を指します。

対策とは

「対策」を国語辞書で引いてみましょう。

たい‐さく【対策】の意味 1.相手の態度や事件の状況に対応するための方法・手段。「人手不足の対策を立てる」「対策を練る」「税金対策」 2.律令制で、官吏登用試験の一。文章 (もんじょう) 博士が問題を出して文章得業生 (とくごうしょう) に答えさせるもの。また、その答案。

「SEO対策」というキーワードなら、1. の意味になるでしょう。

SEO対策とは

前述では「SEO=検索エンジン最適化」「対策=相手の態度や事件の状況に対応するための方法・手段」でした。

従って、「SEO対策」は「検索エンジン最適化された状況に対応するための方法・手段」になります。ここで「最適化されているなら対策する必要はないのでは?」と思ったあなた、慧眼ですね。ここは「対策」を使った正しい用語を考えるべきでしょう。

  • SENO対策 (Search Engine Non-Optimization Measures)

Google翻訳は正しく、検索エンジン非最適化対策と翻訳してくれました。

検索エンジンの種類

SEOを実施する前に、どの検索エンジンに最適化するのかを決定する必要があります。 そもそも、全ての検索エンジンに最適化するのは不可能なのです。必ず、なにがしかの検索エンジンを対象として最適化を施すことになります。

しかしながら、仮にGoogleに最適化したとしても、全ての検索エンジンに最適化していないので、「SEO(検索エンジン最適化)を実施した」という発言は誤解を生みます。誤解を減らす為、ここでも正しい用語を考えてみましょう。

  • GEO (Google Engine Optimization)
  • BEO (Bing Engine Optimization)

日本語訳はそれぞれ、「Googleエンジン最適化」「Bingエンジン最適化」になります。これなら、誰が読んでも「全ての検索エンジンに最適化されている」と誤解される事はないでしょう。

GEOを実施するには

※この節では「Google検索エンジンへの最適化」をGEO (Google Engine Optimization)と表現します(詳細は前節参照)。

まず、Google公式の「Search Console ヘルプ」を確認しましょう。

中でも技術的な情報は下記ガイドラインが詳しいですが、他のページも一通りは目を通しておくと良いでしょう。

HTML, CSS等の基本仕様に準拠させる事は大前提です。

ガイドラインでは「アクセシビリティ」という単語が何度も出てきており、アクセシビリティに優れたサイトが最終的にGoogleに最適化される傾向があります。アクセシビリティはWCAGで標準化されています。

そして、WCAGでは「WAI-ARIA」が何度か出てきますので、そちらも読むと更に良いでしょう。

GEOまとめ

まとめると、次のようになります。

  1. HTML, CSS等の利用技術の仕様を守る
  2. WCAGガイドラインを守る (WAI-ARIAも出来るだけ守る)
  3. Googleのガイドラインを守る

これらに載っていない手法に対しては、選択肢が二つあります。

  • 自分で検証する (該当部分だけ更新し、Googleの検索結果にどのように影響するか確かめる)
  • リスクをとらず、ガイドライン上、安全と思われる手法に変更する

「そんなのは当たり前だ」と思われるかもしれませんが、そう、当たり前です。Googleの事はGoogleの中の人にしか分かりません。

仮に私がある手法の有効性を確かめる為に検証して知りえた情報があったとしても、それが現在も通用するかは未知数です(Googleは時々、仕様変更します)。将来的にも使える事を確認するには、次の対策をとる必要があります。

  • 定期的に自分のサイトをGoogleで検索し、確かめる
  • 定期的にGoogleのガイドラインが更新されていないか確かめる

私はそこまで手間をかけたくない為、「リスクをとらず、ガイドライン上、安全と思われる手法に変更する」を選びます。「どうしても仕様を知りたい」という要望があれば、「**自己責任(後で仕様変更されても泣かない)**の上で、自分で確かめて下さい」と回答します。

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