ping に10進数を指定したときの挙動についての確認スクリプト

ping_with_decimal_number.rb

# == ping プログラムの(?)仕様についての確認スクリプト
#
#   $ ping 2915182161
#
# を実行すると,
#
#   $ ping 173.194.38.81
#
# を実行したのと同じように扱われる. これは ping が引数をドット(`.`)を桁区切りとする 256 進数と同値であるため.
# 以下は, 2915182161 (10進数) が 173.194.38.81 (256進数) と同値であることを示すスクリプト.
#
# 正確には引数で与えられた IP を解釈する inet_addr の仕様によるもの.


BASE = 256

def ip2dec(ip)
  ip.split(".")
    .reverse.map.with_index{|d, o| [d.to_i, o] }    # 位の値と桁数のペア(一番小さいのは0桁目とする)
    .reduce(0){|sum, (d, o)| sum + d * BASE ** o }  # BASE 進数から10進数への変換
end

def dec2ip(dec)
  3.downto(0)
    .map{|i| (dec >> 8 * i).modulo(BASE) }
    .join(".")
end

decimal = 2915182161
ip = "173.194.38.81"

p ip2dec(ip) == decimal     # => true
p dec2ip(ip2dec(ip)) == ip  # => true

dec2ip をもう少しスマートにかけないだろうか.

dec2ip の改良: 2進数化 -> 8bit ずつ 10 進数化 -> . で結合