本演習は TDD を体験することを主眼としていますので、 プログラミングの速さを競っているのではない 点にご注意ください。 機能を粗く速く実装することよりも、テストを書いて動かすことによるフィードバックを受けながら、 リファクタリングを忘れずに着実に進めていくことの方が、本演習では重要です。
区間 (Range) とは
区間とは ,数直線上のある区切りの間の数(実数)の集合のことである。区切りの数を含むか含まないかで区間の呼び方が異なり,開区間,閉区間,半開区間がある(KIT数学ナビゲーションより)。
(難しく聞こえますが、小学校の時に習った数直線のことです)
閉区間 (Closed Range) とは
区切りを含む(例えば aとbの両端を含む)場合を閉区間という。
[3,8]
-> 下端点 (lower endpoint) が 3 , 上端点 (upper endpoint) が 8 である整数閉区間
-> 3 と 8 は区間に含まれる
-> つまり (整数閉区間だから) 3,4,5,6,7,8
整数閉区間を示すクラス(あるいは構造体)をつくりたい。整数閉区間オブジェクトは下端点と上端点を持つ。ただし、上端点より下端点が大きい閉区間を作ることはできない。整数の閉区間は文字列表記を返せる(例: 下端点 3, 上端点 8 の整数閉区間の文字列表記は "[3,8]"
)。また、整数の閉区間は指定した整数を含むかどうか、別の閉区間と等価かどうか、完全に含むかどうかを判定できる。
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