Bluesky は Twitter の類似サービスとして期待されている分散 SNS の一つです。 Twitter の創設者である Jack Dorsey による出資を受けており、 Bluesky, PBLLC によって開発・運営されています。 Bluesky は現在公式のアプリ・ウェブでは、日本語の UI がなくとっつきにくい部分があるため、ここでは楽しみ方について簡単に説明します。
まずは何にせよ、フォローする人を見つける必要があります。 Bluesky 公式 Web または、公式アプリからログインしている人は、以下の日本語話者カスタムフィード (ユーザーが作成した、独自のタイムライン) Japanese Cluster を見れば、日本語話者が見つかると思います。
とはいえ、このカスタムフィードでは、人が多すぎて何がなんだかと思う人も多いと思うので、今トレンドのポスト (投稿) を取得する方法を説明します。まず、設定からコンテンツ言語を日本語にします。コンテンツ言語は、カスタムフィードにおいて、どの言語のポストを取得するか? という設定になります。左メニューから、 Settings > Content Languages
の順にアクセスすると変更できます。
設定した後に、 What's hot のカスタムフィードを見に行くと、今のドレンドの投稿を確認できると思います。コンテンツ設定を正しくしても、英語の投稿とかがある程度混じってしまうのは仕様なので、そこは諦めてください。
大体 100 人ぐらいフォローすると、タイムラインが賑やかになっていいと思います。
また、Twitter から移行してきた場合、既に Twitter でフォローしているユーザーが Bluesky を始めている場合があると思います。 Bluesky には個人毎にプロフィールページが存在しており、そのアドレスを Twitter で既に呟いている場合があるので、それを探してみるとフォローが捗るかもしれません。 検索リンク から検索できます。
新しい SNS で何を投稿すればいいか分からない! ということもあるかと思います。 あまり硬くならずに、適当に投稿することをオススメします。 写真のポストは反応が貰えることが多いので、例えば、Bluesky にちなんで、青空の写真を上げてみるとか、今日食べた食事の写真とか、うちのペットの自慢の写真とか、なんでも大丈夫です。とりあえず上げてみると、反応からコミュニケーションが広がっていくと思います。
(2023/7/3) 現在、Bluesky に登録するためには、招待コード (invite code) が必要です。 友人を Bluesky に招待するためには人数分の招待コードが必要です。招待コードは Bluesky のアカウントに付与されるものですが、Bluesky に登録したばかりのアカウントには、招待コードは付与されていません。 招待コードは現在二週間に一つ自動的に付与されます。 また、開発の人が適当なタイミングで適当な人に配ったりするので、その時は貰ったらラッキーぐらいに考えてください。招待コードは誰でも使用可能なため、渡す際は他の人が見えない方法で渡しましょう。招待コードがあると以下のように表示されます。
Bluesky はまだ発展途上の SNS で、Twitter と比べると、鍵垢 (非公開アカウント) にすることができなかったり、ダイレクトメッセージ (DM) をができなかったり、ハッシュタグが機能しなかったり、リストの機能もなかったりとかなり機能不足です。また、今後 Mastodon のように、他のサーバーと連携する実装も予定されています。まだ Bluesky は private beta の段階です。積極的にフィードバックを送って、皆で Bluesky を作り上げていきましょう。
SNS は自由に使うことが何よりも楽しいことだと思いますが、その手助けにいくつか TIPS を以下に載せます。参考にしてもらえれば幸いです。
- コミュニティーによる ScrapBox
- 基本的な説明から、開発者向けの濃い情報まで様々な知見が纏められています。
- コミュニティーによるツール一覧
- 開発者向けツールや、非公式 3rd クライアントまで、ユーザーが作ったツールが記載されています。