あまり機会はないかもしれませんが Apache Tomcat 自身で SSL を行う場合、Java のキーストアファイルが必要です。
これは Jenkins でも同じです。
このキーストアファイルは以下の手順で作ることができます。 tomcat doesn't deliver intermediate certificate (https) を参考にしました。
export JAVA_HOME=/opt/jre1.8.0_65
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export PATH=/usr/local/openssl-1.0.1p/bin:$PATH
ルート証明は letsencrypt のディレクトリ内にありませんので DST Root CA X3 を適当に調達してください。
Root Certificates のページにリンクがあるのですが、 Cross Signing のところにあるものです。
リンク先で PEM の中身が見られるのですが、BEGIN CERTIFICATE/END CERTIFICATE のコメントが無いので自分で書く必要があります。
mkdir certs
mv root.pem certs/
cp /etc/letsencrypt/live/www.example.com/chain.pem certs/
このコマンドは OS の openssl パッケージには含まれていない? CentOS では openssl-perl パッケージにあるようです。
c_rehash ~/certs
以下のコマンドで tomcat.p12 ファイルが新しく作られます。このファイルのためのパスワードを決めましょう。
openssl pkcs12 -export -in /etc/letsencrypt/live/www.example.com/cert.pem -inkey /etc/letsencrypt/live/www.example.com/privkey.pem -out tomcat.p12 -chain -CApath ~/certs
以下のコマンドで tomcat.keystore ファイルが新しく作られます。
先に、このファイルのためのパスワードを決めましょう。後から tomcat.p12 のパスワードも聞かれます。
keytool -importkeystore -destkeystore tomcat.keystore -srckeystore tomcat.p12 -srcstoretype PKCS12