カンファレンスとかイベントとかで海外ゲストと話してみたいけど、何話したらいいかわからないから何もできない、みたいな人のためのチートシートです。印刷して持って行こう!
主にRubyKaigi参加者を想定しているので、場面に合わせて読み替えてください。
Patches welcome.
質問すること。
定番ですね。遠くの国だったらHow long was your flight?とかThank you for visiting Japanとか言っとくといいでしょう。
ただ「生まれはタイだけどボストンに住んでるよ」とか「生まれはロシアだけどオーストラリアに住んでるよ」みたいな人もいるので、生まれと住んでるところを明確に聞きたいときはWhere were you born? / Where are you living? とかになります。
「はい、この前はじめてのカンファレンスがあったところです」「いえ、JavaやPHPの方が人気があります」みたいな解答が予想されます。 類例:Do you have Ruby conference in xx? (Is there any Ruby conference in xx?)
初日には使えませんが(笑)、懇親会なら大丈夫でしょう。紙のタイムテーブルを持っているといいでしょう。
聞かれがちなこと。
海外から日本に来るような人の場合、日本が(主に)4つの島から成ることくらいは知っていることもあります。「本州」はmain landとかmain islandです。が、具体的な県名までは知らないと思うので、"East side of Japan"みたいな説明になるでしょうか。 "Is it far from Tokyo?" と聞かれたら、"Three hours by train"とかでいいんじゃないでしょうか。
-
事前に相手のことを調べてみよう
- 発表者の情報はタイムテーブル等で公開されているので、どこの国の人なのか・どこの会社の人なのか・どんなプロジェクトのコミッタなのかなど、調べておくと気になる人が見つかるかもしれません。
-
文法とか別に間違っててもいい
- "Ruby is popular in Japan?" は文法的には間違ってますが、相手がそう聞いてきたら「Rubyが日本でpopularなのかを聞いてるんだなあ」というのは十分理解できると思います。ましてや相手は英語力バリバリなのですから、Wordのスペルチェッカよりは賢く文意をオートコレクトしてくれるはずです。相手が理解できるまで言葉を並べ続けましょう。
-
英語できる人を連れて行こう
- 知り合いに自分よりも英語ができる人がいたら、「海外ゲストと話したいのでついてきて下さい」と頼むといいでしょう。何かあったらアシスト頼めばいい、という状況を作れば、普段より多少は余裕をもてるはずです。頼まれる側も英語を話すときの緊張は分かっているはずですし、通訳だけなら話すことを考えなくて済むので気楽です(笑)。
-
会話がとにかく不安です。
- リスニング力を鍛えましょう。コミュ力の不足は十分なリスニング力で補えます。例えばRuby5 Podcastが完璧に聞き取れるようなレベルになったら、さすがに相手の言ってることが一言も理解できないという心配はしなくて済むでしょう。
-
リスニングってどうやって練習すればいいでしょう
- TEDの動画を見るとか、ESL Podcastとか、NHK ニュースで英会話がよく挙げられる気がします。Ruby関係だとRuby5 PodcastやThe Ruby Showがありますが上級者向けですね。
- あとは普通にリスニングの本を買うという手があります。本屋に行くと、例えば「TOEIC xx点を目指すリスニング」みたいにいろんなレベルのものがあるので、適当なのを選んでください。なんにしろ「英語が聞き取れる」というのは、英語の音声を耳から入力し、それを単語の列にパースできるという意味なので、文字起こしがある教材を選んだほうが効率は良い気がします。
-
どうやって話を切り上げればいいのか分からないです (→ 解答募集中!)