- 思考にはFocused ModeとDiffuse Modeの2つのモードがある。
- Focused Modeは何か1つのことに集中して論理的に思考するモード。
- Diffuse Modeはリラックスして、何か特定のことを考えているのではないモード。
- Focused Modeの例は、本を読んでいる時、何かの問題を解いている時など。
- Diffuse Modeの例は、寝ている時、散歩をしている時、運動をしている時など。
- Focused Modeは自分が慣れている思考を使いがち。なので、自分がなれていたりマスターした物事を考えるには良いが、新しい物事を学ぶ際はこれだけではうまくいかない。
- Diffuse Modeは、脳のいろんなパターンを発火させるので、新しく学習したことも定着させるのに役に立つ。
- また、一度きりの学習であるテーマをマスターするのは無理。繰り返しの練習が必要。
- Focused ModeとDiffuce Modeの切り替えにはポモドーロテクニックが良い。25分間のFocused Modeののちに5分間のDiffuse Modeを意識して創りだすことができる。
脳をピンボールに例えると、ボールがバンパーにぶつかって反発するパターンが脳の発火パターンに相当する。
そして、脳の前の方のパターンは自分がよく知っていたり、マスターしたパターン。後頭部の方はなにか新しく学んだ際に作られるパターン。
Focused Modeの場合は、バンパーが混み合っている状態に相当する。つまり、ボールが投げられても、脳の前方のなれたパターンにすぐに捕まってしまい、なかなか新しいパターンを発火させるに至らない。
Diffuce Modeの場合は、バンパーの感覚が広い状態に相当する。なので、後頭部の方にボールが届きやすく、新しく学んだパターンに到達しやすい。