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@yustoris
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OUCC Advent Calendar (yustoris担当)

いんとろ

OUCC Advent Calendar2016用のそれです。遅刻すみません。

前回はs_sefさんの、ガルパン劇場版の1年を振り返るでした。
次回はdoooooooooooom1さんが「今年について振り返ります」とのことです。

今回アドベントカレンダー担当ということで、以下の候補を考えてました。

  1. BioPythonとETEで系統樹 in Python
  2. COLING 2016のおもしろげな論文を雑に紹介
  3. その他小ネタ

わりとまじめに1.と2.をしようと考えてたんですが、考えてるうちに今日が来てしまって、というか遅刻しているので以下3.の小ネタということで 独学のためのシュメール語/ヒッタイト語教科書 やります。 1.と2.もほんの少し触れます。

独学のためのシュメール語/ヒッタイト語資料

シュメール語? ヒッタイト語?

そもそもシュメール語とかヒッタイト語ってなんやねんという人が大多数だと思いますが、その辺やると長いので手前味噌ですがこの辺でも見てください。

どうやって学ぶの

某大にいる人は授業があるのでそれに出ましょう。 基本金曜1限と2限実施ですが、実習で大学付属の博物館所蔵の粘土板(本物)に触れたりするのでお得です。

そうでない人はどうするか? まず日本語で書いてある教科書はないです。正確にいうと、とある専門家でない方が主著の本が何冊があって探すとすぐ出て来ますが、まぁなんか不安ではあります。

そんなわけで、以下それぞれの言語について比較的手に入りやすい英語教科書を紹介します。

シュメール語

無料で手に入るのは一択でIntroduction to Sumerian Grammarです。 著者の経歴を見てもらえると分かりますが、UC Berkeleyでずっと教えてた人で、その人が自分の講義で使ってたものをまとめたのがこの本です。 べつに権威にすがるわけでもないですが、それなりに研究実績のある人が書いてるし、2016年現在でも更新されてたりするので安心感はあります。練習問題がちゃんとついてるのも嬉しい。答えないけど。 が、PDFへ落とし込んだ時に色々あったのか、Unicode文字が検索できないのでイライラします。シュメール語やってるとšをよく使うのでよけいにつらい。

もうひとつ。連絡すればもらえる系だと、An introduction to the grammar of Sumerianというのがあります。 2017年に正式版が公刊されるらしいですが、ハンガリーの出版社ということで日本から手に入るのかむちゃくちゃ不安です。 こちらはフォーマットもしっかりしており、個人的にはちゃんと例文に形態素レベルで注釈ついてるのがよいです。練習問題も答え付き。

無料で手に入るけど文法辞典的すぎてしんどいのがA Descriptive Grammar of Sumerian。 網羅的だけど、これ読み通せるのはある程度わかってる人だけでしょう。こういうのが無料で手に入ること自体はすごいですが。

ヒッタイト語

私が知ってる限りで無料のはないです。 今読んでるのだとThe Elements of Hittiteが分量的にも値段的にもちょうど良い感じです。

補助的にここが参考になります。特に曲用と活用のチートシートが便利。

一番網羅的なのはA Grammar of the Hittite Languageだと思うのですが、資料編とチュートリアル編を2つ合わせるとお値段的にとんでもないことになるので、初めての場合おすすめしません。

まとめ

というわけで、興味がある人は既に知ってそうだし、興味がない人は永遠に読まないであろうネタですが、メモ程度になれば幸いです。

おまけ

書けなかったネタを少しだけ。

BioPythonとETEで系統樹 in Python

系統樹をPythonで書きたかった。どうやらETEというのがあるらしいが、こいつは既に系統樹になってるデータを与えないといけないらしい。 個人的にやりたいのは階層的クラスタリングまでやってくれるライブラリなのでちょっとちがう。そういうのはBioPythonを使うと距離行列をいろんな指標で作ってくれるので便利ですよ、というような内容が書きたかった。

COLING 2016のおもしろげな論文を雑に紹介

COLING 2016という自然言語処理の学会に参加して発表して来たので、ついでだからベストペーパーの感想だけでも……とおもったが無理だった。 ベストペーパーは以下の2つ。

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