CentOS6 で、とにかく Munin を使い始めるための方法をまとめました。http://<ホスト名>/munin/ で対象サーバの上方を閲覧できるようにします。
Munin を EPEL リポジトリで配付されているパッケージを用いてセットアップします。そのために、まずは EPEL リポジトリを有効化します。
# rpm -ivh http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
yum 使って一括インストールします。
# yum -y install munin
必要なパッケージは、これでセットアップされます。
次にエージェント(munin-node)を起動します。
# service munin-node start
サーバブート時に自動起動するようにします。
# chkconfig --add munin-node
# chkconfing munin-node on
デフォルトの設定で、自動的に BASIC 認証が使えます。
# htpasswd -bc /etc/munin/munin-htpasswd admin munin
この例では ID: admin 、Password: munin としましたが、任意のものに置き換えて下さい。 BASIC 認証が有効になるように Apache の再起動を行います。
# service httpd restart
# sudo -u munin /usr/bin/munin-cron
通常は cron によって5分に1回 munin-cron を実行します。このタイミングで、データの収集、グラフの生成等を行います。一度コマンドを実行すると、cron の実行タイミングを待たずにグラフが生成されます。
あとはブラウザから http://<ホスト名>/munin/ にアクセスします。グラフに継続値が反映されるのは、更に次のタイミングで munin が cron によって実行される時です。