2015.9.30(水) 歌舞伎座.tech 番外編「C++11/14コア言語」出版記念
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アスキードワンゴ編集部 編集長 鈴木嘉平氏 『技術書を出版するには』
- ツチノコブログの技術書に関するエントリーよい話だったけど、ちょっと敷居が高いのではないか
- 売れるか売れないかはともかく、技術書を書きたい人へ、編集長からのアドバイス
- Don't think. WRITE!
- わかりやすさとかを考えると腕が止まる
- 執筆はアジャイル
- 本を書くのはタフな仕事、ウォーターフォールでやろうとするのは困難
- アジャイルに書き始める
- 作ってからブラッシュアップ
- Done is better than perfect
- 紙とペンの時代とは違うので、構成なんてあとからどうとでもなる、とにかく書きまくろう
- 書き始めてみてわかることもある
- 後になって独立して説明する章が必要になるな、といったこと
- 完璧なものを最初から書こうとは思わなくてよい
- いくら文章の書き方の本読んでも実際の文章は上手くならないので、どんどん書こう
- いまの自分にかける文章で書く!
- 楽器と同じで実際にやるしかない
- 執筆には慣性の法則がはたらく
- 技術書なんて大体300ページはあるので、大体3ヶ月〜半年は書き続けないと終わらない
- 毎日ほんのすこしずつでもいいので書き続ける
- 一度止まってしまうと再度動き出すのが困難
- 書き終えるまでは書き続けることをやめないことが重要
- 雑誌と書籍は違う、締め切りギリギリに一気に書くようなものではない
- 雑誌は短い時間で一気に書き上げられるが、書き下ろしはその方法では書けない
- 書き終わったら出版社に原稿を持ち込む!
- アスキードワンゴ編集部は原稿持ち込みを歓迎しています
- 企画を持ち込んでから書き始めるよりも、できあがった原稿を出版社に持ち込むほうが目がある
- 知らない人が未完のものを持ってきても終わる保証がなくてボツになる可能性が高い
- Write First, Ask Forgiveness Later
- 書き終わったあとに構成の見直しなどやるのもいいのですが、多分もう力尽きている
- 出版社に持ち込んで編集者にアドバイスをもらおう
- 自由なライセンスで公開されている原稿を紙の本で売っても経験上売り上げは下がらない
- 過去にGPLなtexinfoのドキュメントを出版したこともある特に紙の出版に影響はないし歓迎
- ASCII DWANGOはたくさん売れるよりも,内容をエンジニアに評価される,を重視
- エンジニアに価値のある技術書をコンスタントに出してゆきたい
- 赤字になるかもしれないが、ドワンゴが出す本の評価が上がって良いエンジニアの採用につながればトータルではプラス
- 骨太な技術書を出してゆきたい
- プログラマなのでプログラミング言語は得意なんですけど、日本語は苦手なのでサポートなどはありますか?
- まったく意味がわからないということじゃなければ大丈夫です
- 編集は直すのが仕事なので大丈夫
- 原稿の形式は何がよいか
- Wordでもよいし、テキスト、Markdownでもよい
- GitHubのMarkdown方式で書くことが多い