サーバ側で外行きのパケットにiptablesでlimitつけてあげれば、細い回線のマネができる。 たとえばブラウザのプロキシをSquid:3128でつなげている場合、Squidがあるサーバで以下の通り。
iptables -I OUTPUT -p tcp -m tcp --sport 3128 -j REJECT
iptables -I OUTPUT -p tcp -m tcp --sport 3128 -m limit --limit 13/s --limit-burst 13 -j ACCEPT
OUTPUTチェーンに「-I」で挿入しているということはチェーンの頭に追加しているということなので、実質的には↑のコマンドで挿入されるルールは、OUTPUTチェーンのリスト内では順番が逆になっていることに注意。先にlimit付きの条件成立すればACCEPT(外に行ってよし)、成立しなければREJECTされる。
これで、13(通過できるパケット数/sec)×1500(MTU、単位はbyte)=19500(bytes/sec)=152.3kbps の回線がエミュレートできて、MVNO SIMであったり、JPEGがじわじわ表示される昔のインターネット体験ができるのだけれども、そこで「昔のインターネットはみんなこうだったんだ」とか言ってしまうとおっさん認定されるので要注意だ。