Railsチュートリアル(4.0版)では、Rubyのバージョンとして2.0系を用いており、動作確認をしたGemを用いています。
Gemの中にはバージョンごとに別のコードで実装されているものがありますので、Rubyのバージョンを2.0系に合わせることをおすすめします。
下記に、rbenv + ruby-buildでRubyをインストールしている方向けに、Ruby2.0系でRailsチュートリアルを進めるための方法を書いておきます。
$ rbenv install -list
インストール可能なRubyバージョンが列挙されます。
その中に「2.0.0-p353」があることを確認して下さい。
もし「2.0.0-p353」が現れなければruby-buildの更新が必要です。
Homebrew経由かGit経由で最新の状態にして下さい。
$ rbenv install 2.0.0-p353
上記コマンドでインストールされます。
$ mkdir rails_projects
好きな位置にrails_projects
ディレクトリを作成します。
$ cd rails_projects
$ rbenv local 2.0.0-p353
カレントディレクトリを移動させます。
その後rbenv local
することで、指定したバージョンのRubyがカレントディレクトリ以下で用いられるようになります。
それ以外の場所では普段使っているバージョンがそのまま有効ですので安心して下さい。
$ ruby -v
ruby -v
で、Rubyのバージョンが2.0.0になっていることを確認します。
$ gem install rails --no-ri --no-doc
$ rbenv rehash
Railsをインストールします。gemのインストール後は、rbenv rehash
を実行するのを忘れないで下さい。
以降、gemコマンドなどはカレントディレクトリを「rails_projects」以下にした後で行う必要があります。
その他のディレクトリでは普段使っているバージョンのRubyにインストールされてしまうからです。
$ rails -v
Railsがインストールされていて、バージョンが4.0.2になっていることを確認します。
ここまででRailsチュートリアル1.2.2までの手順を(ほぼ)完了しています。
手順1.2.3から再開して下さい。
ただし、「rails_projects」ディレクトリはもう作成していて、カレントディレクトリも同じ場所になってますので、最初の2行は不要です。
$ rails new first_app
からスタートしましょう。Have fun!
Railsチュートリアルでは度々、Sublime Textをターミナルから実行するためにsubl
というコマンドで呼びだそうとします。
もしターミナルでsubl
と入力・実行してもSublime Textが起動しない場合は、下記のコマンドをターミナルで実行して下さい。
$ ln -s "/Applications/Sublime Text 2.app/Contents/SharedSupport/bin/subl" ~/bin/subl
subl
でSublime Textが起動するようになるはずです。
手順で詰まった人がいたらコメント欄などでお声かけください。
初めまして。
rbenv を使っていて試したところ、躓いたのですが、ここにある.bash_profileの設定(要するに.rbenvにパスを通す作業、.zshrcなど)必要があるようです。そうでないと、システムのrubyを見てしまいます。
http://www.d-wood.com/blog/2014/03/20_5847.html