25年ってすごいですよね。大変おめでたいことなので少し感慨に耽ってみたいと思います。
まず、ちょっと考えてみてほしいのですが、私が初めて helo world したときC言語先輩はまだ14才でした。私が17才のときです。初めてLISPを触ったのも同時期だったのですが、LISP先輩は私より11歳上なので当時 25 か 26 です。なるほど、いま高校生が Ruby と出逢うとちょうど私と LISP くらいの歳の差になるのですね。そうかそうか。いやそうなのか?
ある漫画で、大変長寿な主人公が「生き物はこんな速さで変わっていくんですね…怖いな」という台詞がありましたが Ruby に対してそんな気持ちになることもあります。たまに 1.8 系を触る機会があるのですが実にいろんなことが変わっていて、これも新機能だったかー!ってなるわけです。互換性を壊す変更を入れるのはだんだん難しくなりそうですから同じ速さで変わることはなさそうですが油断は出来ません。
ところで私による Ruby への貢献というものがあったとして、それは Ruby を面白がることだったのだろうと思ったりします。インパクトの大きいものは次の3つでしょう。