- 2023-03時点で、Ubie Discovery(以下Ubie)に転職して1年と3ヶ月が経った
- 転職した際のメモはこちら→[2021-12] Ubie Discoveryに転職した
- この転職がベストな選択であったかはわからないが(それはそう)、もっと早くUbieに転職しておけばよかったなぁとは思う
- 会社のこともある程度わかってきたので、自分がUbieへの転職を迷っていた頃考えていたリスクや懸念に対する、現時点での回答を書いておこうと思う(過去の自分の質問に対して、今の自分が答える風)
- hamaknのresume(public公開版)
- サーバサイド寄りのエンジニアです
- 最近は、症状検索エンジン「ユビー」の、ユーザと製薬企業をうまくつなぐ部分や、ユーザへの通知部分を作っています
- 今のところなんとかなっているよ
- これは正直意外だったのだけど、Ubieはスタートアップだけど土日も働いている感じの会社ではなかった
- 自分自身が家庭的にも年齢的にも昔より無理がきかなくなっているという背景があるので、その範囲で優先度を決めてやっている感じ。金曜夜に月曜朝までにやるぞ!! はもうしない/できない。…多少はやってるか??(・∀・)
- 前職には育休取得時に月給分の収入を保証する制度があって(いい会社だな〜)、そこまでの制度はUbieにはない。ただ、一般的な慶弔休暇などはあるし、新しい制度作りも進んでいる→入社3ヶ月の労務担当が1日で新制度を爆誕させた話
- 出産後については、内閣府のベビーシッター券を利用できるので、今回はこれを利用した(新生児期は週4日ペースで依頼していた)
- これらの情報を踏まえて、仕事と家庭・育児のバランスをどうするかを決めると良いと思う
- Ubieではカルチャーガイドというものが公開されている。そして実態もほぼそのまま
- たとえば、会社や部署の全体会の際に、前職だと個人Slackのchannelに書かれていたような若干書きにくいpostが、その会のchannelに集まってきて、よいなぁと思う
- だから、このカルチャーガイドが自分の価値観や考えに合えば、きっと文化に馴染めるし、逆も言えると思う
- このカルチャーに近い人たちが同僚になり、仲間になる
- このガイドは結構長いのだけど、具体である
行動指針 Do's and Don'ts
のところがわかりやすい- 今でも、これはできてないと思うところはあって、たとえば、まだ関わったことのない人にいきなり質問せずに15分は調べようとかしちゃうのだけど
- 他には、Slackの反応とかが、予想よりも若々しい会社なんだなという印象を持ったよ
- これまでに、会社のミッションから、今なぜこれをやるのか?を逆算して行動してきたなら、たぶん大丈夫な、はず
- Ubieでは、メンバー全員がミッションの実現のために、今何をするか、そして何をしないかを考え行動する必要がある。エンジニアも例外ではない
- だから、もし今、与えられた要求や要件を疑わずに、頼まれたものを作ることを仕事としているなら、考え方を大きく変える必要がある
- スタートアップの死因のトップは、要らないものを作ってしまうことだしね
- だから、もし今、与えられた要求や要件を疑わずに、頼まれたものを作ることを仕事としているなら、考え方を大きく変える必要がある
- hamakn自身も、前職がちょっと大きな会社だったこともあり、特に組織の課題において、givenで動かせない前提として受け入れて(諦めて)仕事をしていた面があった。そういうのはアンラーン(unlearn / 一度学習したことを破棄すること)していかないといけない
- ちなみにUbieの一次面接(スタンス面接)ではこの辺が掘り下げられます
- 一つ前の回答と同じなんだけど、会社のミッションや目標に合わせて、そのとき必要なシステムを作り上げてきたなら、たぶん大丈夫な、はず
- 特に時間軸を意識して、以下を考えていることが重要かなと思う
- 検証の順序。仮説の検証結果に応じてどうシステムを拡張するか
- 最初から投資しておくところと、後にするところの判断
- 何でも後回しにすればいいわけじゃない
- たとえば、最初は1:Nのみだけど成功したらN:Nになるやつの扱いとかね(ここだけ妙に小さな具体例だなw)
- Ubieの二次面接ではこの辺が掘り下げられる。この記事を読むと内容も含めてとてもよくわかるよ→ソフトウェアエンジニア採用で技術面接をやめました
- ※この記事が書かれた当時から会社のフェイズも進んでいるので変更された部分もあります
- 具体的な必須スキルや歓迎スキルは募集要項に書いてあるよ→Ubie 採用サイト
- 生々しいけどこの話を避けるわけにはいかないよね!!それにみんなこの話大好きだよね!!
- 個人の意見になっちゃうけど、夢のある報酬体系だと思っているよ
- 前提として、年収が増えてくると、税金(所得税, 住民税)が高くなるという現象がある(これが問題であるかは立場による)
- たとえば、日本国においては、年収900万円からは増えた分の43%は税金になる(所得税33%, 住民税10%)
- なので、ある程度年収のレンジが上がってきたら、給料をちょっと増やすより、ストックオプションで一発当てる方が戦略として良いと思っているよ
- (税率は同じでも、)一発当たったときだけ税金をたくさん払う、ということができるから
- ※かなり雑な単純化ではある
- そして、Ubieでは、社員全員がストックオプションを持っているし、サービスのMAUや導入医療機関の数も増えてきているよ(まだまだやることはたくさんあるけど)
- ※実際に本当に一発当たるかを保証するものではございません
- もちろん、資産や家庭、人生プランなどの状況によるので、そこはよく考えて決めよう(いや本当に!!)
- 前提として、何が本質的に良いもので、何がそうでないかは、慎重に考える必要がある
- その上でだけど、Ubieのミッション「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」は、良いんじゃないかなと思っているよ(適切って書いてあるし)
- 一つの目安として、このミッションを実現するために作られた各種のサービスを、家族や友人に使ってみてと、躊躇することなく言うことができるしね
- 実際に、Ubieのサービスによって、適切な医療に案内された例も挙がっている(実際の事例)し、これらの報告が共有された際に、Slackにこのためにやってるんだ!!という熱いコメントが付くのも、最高に最高だと思っているよ
- わかる。自分自身、新しく何かを始めるために何かを終わらせることが苦手なので、超わかる
- 現状の課題や不満と、それが転職によってどの程度改善しそうか、自分のwillが何なのかを、このメモとかで得られた情報を元に整理してみるのがよさそう
- あとは、月並みだけど、選考に乗ってみて、その結果や、提示されたオファーの内容を見てから考えるのもよいと思う
- Ubieの場合、オフィスで社員と内定者が懇親会をすることも結構多く行われている
- 自分にとっては上記のQ&Aほどには重要ではなかった項目は、他の記事へのリンクとするよ
- 上の方でUbie Discovery(以下Ubie)と書いた通り、これはUbie Discoveryの話になるよ。他のUbieの組織(Ubie Corporate, Ubie Customer Science, Ubie Pharma Innovation)はまた違うよ
- Ubieには評価がないという話→人事評価は不毛?〜評価なしで100名の壁を超えたUbieの事例〜
- Ubieにはピープルマネジメントをするマネージャーがいない話→【イベントレポ】マネジメント&評価なし。Ubieがフラットなコーポレート組織を選択し続ける理由と実態 ※これはUbie Corporateの記事だけど、Ubie Discoveryもこの点については同様
- Ubieでは全員が採用に関わるという話→リファラル採用のひみつ〜社員数100名・リファラル率70%のUbieがやっていること〜
- Ubieでのプロダクトの開発(エンジニアの普段の生活)→Ubieだからこそプロダクト開発を全力で楽しめている
- 以上、これが知れればもっと早くUbieに転職していたな〜という情報でした
- なお、2023年もUbieは絶賛採用中です。もしやこの会社自分に合うかも!!?? と思うことがあればぜひ応募を検討してみてください。会社の説明を直接メンバーから聞けるカジュアル面談から始めるルートがおすすめです
- 現在募集している職種一覧はこちら。いっぱいあるよ→Ubie 採用サイト
- わたしと話すこともできるのでTwitter等で気軽に絡んでください〜〜