i2y

これはRubyKaigi 2017での発表「Introducing the Jet Programming Language」の事前資料です。

「Introducing the Jet Programming Language」

近年、並列処理、分散処理を記述しやすく、耐障害性のあるプログラムを作りやすいという理由で、Erlangが注目を集めています。その一方で、Erlang言語のシンタックスは普及している言語(たとえばPythonやJava、Rubyなど）のそれとは大きく異なるため、多くのプログラマーにとってErlangの習得は容易ではないようです（私の主観です）。

その問題を解消するため、さまざまな言語がErlangのVM上で実現されています(Reia、LFE、Elixir、ErRubyなど）。

本発表では、私が作ったErlang VM上で動作するRuby風言語『Jet』をご紹介します。 尚、既にJetをGithubで公開していますが、発表までに仕様と実装を変更するかもしれません。

i2y

# usage: mochi -no-mp timer.mochi
# original:
# https://github.com/ReactiveX/RxPY/blob/master/examples/parallel/timer.py

import rx
import concurrent.futures
import time

seconds = [5, 1, 2, 4, 3]

i2y

record Cons(v, lis:List)
List = union(type(None), Cons)

match Cons(1, Cons(1, None)):
    Cons(1, Cons(1, None)): print("match!")
    _: print("no match!")

# -> "match!"

i2y

data List:
    Value(n)
    Cons(v:Value, list:List)

match Cons(Value(1), Cons(Value(1), Value(2))):
    Cons(Value(1), Cons(Value(1), Value(2))): print("match!")
    _: print("no match!")

# -> "match"