これはRubyKaigi 2017での発表「Introducing the Jet Programming Language」の事前資料です。
近年、並列処理、分散処理を記述しやすく、耐障害性のあるプログラムを作りやすいという理由で、Erlangが注目を集めています。その一方で、Erlang言語のシンタックスは普及している言語(たとえばPythonやJava、Rubyなど)のそれとは大きく異なるため、多くのプログラマーにとってErlangの習得は容易ではないようです(私の主観です)。
その問題を解消するため、さまざまな言語がErlangのVM上で実現されています(Reia、LFE、Elixir、ErRubyなど)。
本発表では、私が作ったErlang VM上で動作するRuby風言語『Jet』をご紹介します。 尚、既にJetをGithubで公開していますが、発表までに仕様と実装を変更するかもしれません。 ちなみにJetは今のところElixirとErlangで実装されています。
以下、事前に目を通していただいていると、発表内容を理解していただきやすくなると思われる記事へのリンク集です。
それでは、当日、よろしくお願いいたします^_^