このスプリントでは、Azure Resource Manager(ARM)の最大制限である4MBに合わせて、Azure Pipelinesのサイズ制限を増やしました。また、新しいプロジェクトやOrganiztionのためのクラシックなビルドパイプラインに来る変更の事前アナウンスも含まれています。
さらに、New Boards Hubを全ユーザーのデフォルト・エクスペリエンスにするための進捗状況をお知らせします。
- 新しいorganizationでクラッシックパイプラインの作成が無効化されます(事前告知)
- Azure Resource Manager(ARM)テンプレートの最大サイズである4MBに合わせて、Azure Pipelinesの制限を増加させました
2022年3月、我々は新ボードハブのプレビューを発表しました。それ以来、私たちはフィードバックを集め、機能を追加し、バグを修正してきました。
長い道のりを経て、New Boards Hubをデフォルトのエクスペリエンスにするという、次のステップに進む準備が整いました。慎重に全organizationに展開するため、展開プロセスには2、3ヶ月かかる予定です。organizationがアップデートされた後、初めてBoardsを開くと以下のバナーが表示されます。
新しいBoards Hubとロールアウトの詳細については、こちらのブログ記事をご覧ください。
新しく作成されたorganizationのセキュリティを向上させるため、次のスプリントから、新しいorganizationに対してクラッシックビルドとリリースのパイプライン(訳注:GUIで組み立てるパイプラインのこと)を作成できないようにします。デフォルトでは、YAMLパイプラインのみ作成できるようになります。クラッシックビルドパイプラインとリリースパイプラインとは対照的に、YAMLパイプラインはコードレビューを受け、リソースアクセス管理を提供し、ランタイムパラメータをサポートします。前回のスプリントで導入されたトグルを使って、organizationやプロジェクトの設定でクラッシックなビルドやリリースパイプラインの作成を再度有効にできます。
この変更は、既存のプロジェクトやorganizationには影響しません。
Azure Resource Manager(ARM)テンプレートの最大サイズ4MBに合わせて、Azureパイプラインの制限を増やしました。 Azure Resource Manager Template Deployment タスクを使用して、Azure インフラストラクチャを作成できます。皆様からのフィードバックにお応えして、Azure Pipelinesの統合制限を2MBから4MBに増やしました。これにより、ARM テンプレートの最大サイズが 4 MB になり、大きなテンプレートの統合時にサイズの制約が解消されます。
注意事項
ここで議論されている機能は今後二~三週にわたって順次展開されます。
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これらの機能についてどう思っているかお聞きしたいと思います。 フィードバックメニューを使用して問題を報告するか、提案を提出してください。
アドバイスや回答を必要とする質問がある場合、Stack Overflowコミュニティで聞いてください。
ありがとうございました。
Silviu Andrica