130時間でクリア。72/100ぐらい。 攻略サイトみずにクエストは進められるだけ進めて、経験値ボーナスは一切使わずレベルを抑えて、という感じのプレーで、一周で出来るだけ可能な限りの要素を拾うことを目標とした
ゼノブレイドから続くダイナミックなカメラワークによるカットシーンは見事。広大なマップを駆け回る楽しみは健在。 あとは文句です。
事前知識として、偶数話・奇数話で脚本家が異なることことは知っていた。
OP終わってからの序盤が酷い。ゲーム的な、チュートリアルイベントを踏ませるためだけの、「間」を埋めるためだけのおつかいがひたすら続く。
中盤以降、このシーンではこの勢力は(脚本の頭の中では)良いヤツ、こっちは悪いヤツ、という脚本側のメタ構造を類推してあげないとそのシーンの意図が読み取れないことが多かった。自分の読解力を疑ったが、やはり演出側に不備があると思う。
書きたいものはわかるが脚本二人の間で演出や意図が異なり、不要な混乱を招いている。
酷い。とくにチュートリアルの出来が本当に酷い。 長時間プレーで慣れることが前提になっているが、酷いUIに慣らされて行くのは不快な体験ではある。
自分は Pay to Win が嫌いなのであって、ゲーム内ガチャ(ルートボックス)を憎むべきではないのはわかってるが、あまりにも最近のソーシャルゲーム的な演出に対して、強い不快感を覚えてしまった。過度にセクシャライズされたキャラクター + 声優で世界観の統一などなく、わかりやすく記号化されて消費されるキャラクターとして、投機的にほらどうぞと出されても、自分は受け付けなかった。(似たような理由で艦これも苦手)
あと、おそらく元イラストからそのまま切り貼りしたんだろうが、一部のレアブレイドの目のテクスチャが酷い。
複雑なだけで深みはない。最終的にやることは一緒。死なないように属性玉を出して割るだけ。
自己完結したデッキ構築型カードゲームのようであり、一人プレイのドミニオンのようであり、敵が誰であろうとあまり関係がなく、戦略性がほとんど変化しない。敵の強さをレベルでしか表現できていなく、それも単にコンボが中断される指数でしかない。
このクエストのせいでゲーム体験が大幅に悪化した。10分毎に進捗確認で傭兵団をチェックさせられるのがゲームへの没入感を大幅に削いだ。やり終わった今もナナコオリの傭兵団を編成していたのがゲームの記憶のほとんどを占めてる。
「たかがレアブレイド一体、嫌ならやるな」という意図はわかるが、やり始めた時点で終わりが見えないし、パーティ的に噛み合ったところで引いたので、可能なら使いたかった。あんなに辛いとわかってたならやらなかった。
ゼノシリーズは高橋監督のファンとして全部プレーしているが、今回は自分的にはハズレ作だった。
ソーマブリンガーでもそうだったが、高橋監督は低年齢向けのものを上手く書けないので、間に脚本家を挟んでるけど、その結果世界観設定のSF的な良さがスポイルされることが多く感じる。