二人で歩いた道
出会いの 秋 が また来るね
照 らした 月の影
涼 やかに 優しくて
この空も この海も ずっと続くって
初 めての時 私そう思ってた
だけど全ては 消えてゆくのね
それでも 月は共にあるの そうよ―――
提督(あなた)と 過ごした季節
静かに胸で光ってる
笑ったね 悩んだね
一緒にね いっぱい 駆けたよね
私たち 描いた軌跡
新 しい海 届くかな
笑ったね 泣いたよね
忘れない 忘れない 時間
若 し今 明かりが消え
向かい風に沈んでも
見上げた月の空 幾星 霜 輝いて
この夜も この星も きっと巡り行く
あの 冬 の夜 私そう願ってた
だけどすべては消えてゆくのね
それでも月はそこにあるの そうよ―――
提督(あなた)と 歩んだ季節
いつでも胸で光ってる
走ったね 転んだね
一緒にね 恋のように叫んだね
私たち こころの咲くまま
菜見ぬ 春 芽吹くから
笑ったね 泣いたよね
君がいた 祈るような奇跡
提督(あなた)と 目指した優しい
未来きっと信じてる
宵 の淵 夏 の夜
時が 満 ち すべて消えゆく前に
夜風散る 花 の中で
あなたと月を見上げてる
笑ったね 泣いたよね
大切な 大切な 記憶
忘れない 忘れない ずっと―――