カルテに記載されている情報 カルテにはどのような情報が記載されているのか? それを概観するために、MMLのXML要素を列挙した。要素はコンテナの場合もあるし葉の場合もある。特に規則性はなく、情報の実体と属性の観点から抽出した。 MML モジュールの種類 患者情報 保険情報 診断履歴情報 生活習慣情報
確定日について OpenDolphinの確定日はカルテを保存した日(実際には時分秒も記録)である。したがって医学的なイベントが起きた日とは必ずしも一致しない。例えば次のケースを考える。 9日の午前0時前に医学的なイベントが発生し、カルテの作成を開始する 0時を過ぎてカルテを保存する 医学イベント発生-->カルテ作成開始-->午前0時-->カルテ保存 この場合、
オープンドルフィンの設計について オープンドルフィン・ラボ 皆川 和史 OpenDolphinはGNU GPL Ver.3.0 の元にソースコードを公開している。この文書は設計の観点からOpenDolphinの概要を記述したもので、ソースコードを利用する際の一助になることを目的としている。 1.オブジェクトモデル 1−1.Top オブジェクト 図は日常の診療風景をUMLのアクターで表している。
Simpleは結果である オープンドルフィン・ラボ 皆川 和史 表題はAppleのデザイナー、ジョナサンアイブの言葉である。 OpenDolphinはよくSimpleだと評価される。これは機能が少ないことの裏返しと言う人がいる。このことは真でもあり偽でもある。 一般に電子カルテに対する要望は、 病院の数 x 診療科の数 x 医師の数
ORCAとの接続 1.接続によって可能になること OpenDolphin と ORCA を連携すると、次のことが可能になります。 ORCA で患者さんの受付を行うと、OpenDolphin に送信されます。 OpenDolphin でカルテを作成すると、診療行為が ORCA に送信されます。 2.DORCA プリンシパル OpenDolphin には算定ロジックはありません。カルテに記入された診療行為は全てそのままの形でORCAへ送信されます。