時雨堂を支える採用
更新: | 2021-02-03 |
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作者: | @voluntas |
バージョン: | 2021.2 |
url: | https://voluntas.github.io/ |
概要
時雨堂が求めている人材について書き出してみた。
現状
- 技術の募集は常にしているので興味がある方は申込必要事項を読んで応募してきてほしい、
- 管理の募集は現在行っていない
- 総務の募集は現在行っていない
注意
給与については社員全員が同じ事もあり、社員のプライバシーを考慮して公開はしていない。 ただし、最初の @voluntas との雑談時に今までの実績、今期の想定などを隠さず伝えるので安心して頂きたい。
給与
時雨堂の月収は高くはなく、さらに賞与の保証はない。
まずは、この点を理解した上で応募してきてほしい。
賞与
実績として 0 円もあるし、1 人 1000 万円以上もある。
連絡手段
もし興味があるという人は時雨堂関係者または関係者と繋がっている人を捕まえてほしい。
雇用条件や会社概要については以下を読めば一通り書いてある。
- 時雨堂コトハジメ
- 時雨堂自社製品コトハジメ
- 時雨堂を支える技術
- 時雨堂を支える環境
- 時雨堂を支える製品戦略
- 時雨堂を支える開発方針
- 時雨堂を支えるリモートワーク
- 評価の無い評価制度
- 固定時間労働 1 日 6 時間
申込時にはこれらを読んで読書感想文を書いてもらうことにしている。
採用活動について
とにかくコストをかける。
会社経営は人材が全てくらいに考えているので、妥協する点は一つも無い。
時間もかなりかけるし、希望される方には かなり負担も強いる 。
人材採用は一番妥協してはいけないため、コストをかける。
社員にも負担をかけることになるが、これも仕事である。
時雨堂は全ての社員が 採用面接 を仕事として含んでいる。
現在やっていること
当面は WebRTC 事業一本で進めていく
- リアルタイムに音声や映像を配信するサーバ
- リアルタイムというのは遅延が 1 秒未満と定義している
- WebRTC SFU Sora という製品を開発/販売している
- リアルタイムに音声や映像を送受信する ネイティブ クライアント
- リアルタイムな音声や映像やその他データの P2P 向けシグナリングサーバ
- 自社製品の SDK や、関連ライブラリの開発と OSS での提供
- shiguredo/sora-js-sdk: WebRTC SFU Sora JavaScript SDK
- shiguredo/sora-ios-sdk: WebRTC SFU Sora iOS SDK
- shiguredo/sora-android-sdk: WebRTC SFU Sora Android SDK
- shiguredo/sora-unity-sdk: WebRTC SFU Sora Unity SDK
- shiguredo/zakuro: WebRTC Load Testing Tool Zakuro
- shiguredo/hisui: Recoridng Composition Tool Hisui
- shiguredo/cpp-mp4
- shiguredo-webrtc-build/webrtc-build
- react-native-webrtc-kit/react-native-webrtc-kit: React Native 用 WebRTC ライブラリ
- 自社製品で利用する End to End Encryption ライブラリの OSS での提供
- 自社製品を利用したシステム向けのテストツール
- 監視、機能テスト、負荷テストをシナリオベースで実現するツール
- 自社製品を条件付きで無料で利用できるサービス
- 自社製品向けテクニカルサポートの提供
- 自社製品のライセンス契約をしている会社に対して提供をしている
- WebRTC SFU Sora と WebRTC Native Client Momo と WebRTC のテクニカルサポートを提供している
今後やっていきたいと考えていること
- 自社製品検証サービス
- 自社製品向けの自動テストパッケージの提供
- 負荷試験ツール開発と販売
- ファジング機能も含む
- 自社製品向けの解析ツールの提供
- 自社製品向けのチケットベースなサポートツールの開発
- モチベーションは低め
募集職種
技術
自社製品以外に他社の技術支援も担当することもある
自社製品開発だけでなく、技術支援による他社の仕事のお手伝いも担当してもらう事もある。 仕事や技術は選べないと考えて貰ってかまわない。
- WebRTC SFU Sora
- https://github.com/shiguredo/sora-demo
- https://github.com/shiguredo/sora-js-sdk
- https://github.com/shiguredo/sora-ios-sdk
- https://github.com/shiguredo/sora-android-sdk
- https://github.com/shiguredo/sora-unity-sdk
- https://github.com/shiguredo/zakuro
- https://github.com/shiguredo/hisui
- https://github.com/shiguredo/sora-e2ee
- WebRTC Native Client Momo
上記製品の開発とサポートがメインになる。
当面は WebRTC 技術を利用した Sora を軸としていくため、 このリアルタイムな映像配信技術にまったく興味が無い方はお勧めできない。 ただし WebRTC だけ をやりたい人は採用しない。会社の方向性がいつ変わるかわからないからだ。
Sora や Momo は WebRTC の技術を利用した製品のため WebRTC の知識が必要になる。 WebRTC や QUIC に詳しい必要はない無いが、時雨堂に興味があるのであれば少しは知っていてほしい。
ここでは自社製品に関連する主なスキルを挙げておく。入社前に必要な知識というわけではない。
- Erlang/OTP
- WebRTC SFU Sora の開発
- WebRTC Signaling Server Ayame 仕様準拠のシグナリングサーバの開発
- クローズドソース
- Ayame Labo のバックエンドで利用
- JavaScript
- JavaScript SDK の開発
- WebRTC SFU Sora デモ機能の開発
- Swift
- Sora の iOS SDK 開発
- Kotlin
- Sora の Android SDK 開発
- C++
- WebRTC Native Client Momo の開発
- WebRTC SFU Sora Unity SDK の開発
- WebRTC Load Testing Tool Zakuro の開発
- Recoridng Composition Tool Hisui の開発
- Go
- WebRTC Sora 向け E2EE ライブラリ
- WebRTC Signaling Server Ayame の開発
- Sora Labo の開発
- Ayame Labo の開発
- Ubuntu
- 自社サーバで Linux を利用する場合は全て Ubuntu の LTS を使用している
- Docker
- DockerHub を利用している
- パッケージビルドやテスト、検証に利用している
- React Native
- React Native WebRTC Kit の開発
- Sphinx
- 自社製品のドキュメントに利用している
- Nginx
- Web サーバは Nginx を利用している
総務
総務以外にも幅広い分野での業務を担当する。
そのため好き嫌いが多い場合はお勧め出来ない。
- 税理士との連携
- 弁護士との連携
- 営業事務
- 自社ウェブサイトの作成と管理
- 営業同行
- 自社製品の問い合わせ対応
管理
管理以外にも幅広い分野での業務を担当する。
そのため好き嫌いが多い場合はお勧め出来ない。
- 開発との連携
- プロジェクト管理
- 顧客調整
- 自社ウェブサイトの運用
- 営業同行
- 自社製品の問い合わせ対応
時雨堂の正社員に向いてる人
- 大人として働ける人
- 会社の事業にコミットできる人
- 器用貧乏な人
- やりたいことがない人
- 給与が安くても生きていける人
- 長く同じ会社で働きたいと考えてる人
時雨堂の正社員に向いていない人
- 大人として働けない人
- お金を稼ぎたい人
- 技術にこだわりすぎる人
- 朝起きられない人
- 遅くまでダラダラ仕事する人
- 誰でもできるようにするのが嫌な人
- アダルト利用目的が可能な製品に関わるのが嫌な方
採用条件
- フルタイム(120 時間)で働けること
- 大人であること
- 食べ物の好き嫌いが少ないこと、出来れば無いことが望ましい
- アレルギーなどは除く
- 決められた時間の中で結果を出すことを意識できること
- 自分自身に投資が出来ること
- チームで働く事が好きな事
- 雑談が好きな事
- 信頼できる事
技術者
- 時雨堂と仕事をした事がある、または時雨堂の OSS に貢献した事がある
- プログラミング以外に趣味があること
- 長く時雨堂で働いていきたいと考えていること
申込必要事項
これ以外の情報は送ってこないでください
- お名前 (フリガナ)
- 時雨堂関連の公開されている資料を読んで A4 1 ページに収まる感想文
採用手順
採用に対してはかなり時間をかける。
- 採用条件を満たしていることを確認し、申込必要事項を送る
- 顔合わせ
- 30 分以内
- @voluntas が担当
- Sora Labo を利用
- 今までお会いしたこと無い場合のみ
- 一次面接
- 60 分以上
- @voluntas が担当
- Sora Labo を利用
- 主に技術面と時雨堂という会社について説明
- 給与の説明はこの段階で行う
- 技術的な確認はこの段階で行う
- 二次面接
- Sora Labo を利用
- 正社員全員と個別に雑談
- 1 人 90 分以上
- 一緒に仕事したい人かどうかを確認する
- 希望があれば会社見学
- 現在は行っていない
- 60 分以上
- 時雨堂がどんな会社か見て貰うために会社に来て貰う
- 希望があれば社員全員とランチ
- 現在は行っていない
- 60 分以上
- 二次面接で全員が 一緒に働きたい と判断した場合、時雨堂側が採用する用意がある事を伝える
- 最後のランチは 採用希望者が時雨堂の雰囲気に合うかどうかを判断するための場所 です
採用条件
- 役員と社員の一票に重みの差はなしとする
- 正社員全員が反対しなければ採用とする
- 一人でも反対票が入った場合はそのタイミングで、不採用とする
社員面談
時雨堂の社員はボーナスが等分されるので、人が増えるとそのまま自分に対するボーナスが減る。 そのため、全員と面談をして全員が納得した上で入って貰う。