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広域避難場所である平和の森公園(中野区)に大量の可燃物が埋められます! Part 2(by @orangkucing 初版: 2018年12月29日。最終更新日: 2019年8月20日)

広域避難場所である平和の森公園(中野区)に大量の可燃物が埋められます!しかも地下部はA案のまま! Part 2

(この記事は、タイトルが同じPart 1の続きです)

scan-001

(上の画像は、2018年12月26日付の東京都下水道局からの"一部開示決定通知書")

東京都下水道局から新たに情報が公開されました

東京都下水道局に2018年11月28日付で開示請求していた情報が2018年12月26日付で公開されました(私がコピーを入手したのは12月28日です)。私が請求した内容は
中野水再生センターの下水処理施設の上における、平和の森公園再整備工事(第二工区)に関して、中野区が東京都に工事内容を説明する際に提示し、および、その際に東京都が作成した、資料、施工計画書、メモ、議事録、図面、電磁的記録その他のすべて。ただし、中野区から本開示受付日までに複数回説明がなされている場合には、平成30年8月以降になされた説明に関するすべて
というもので、通常なら2週間で開示決定がなされるはずが「開示請求に係る公文書の精査に時間を要するため」(東京都情報公開条例第12条第2項)という理由で4週間に延長されていたものです。

東京都下水道局が精査してくださったおかげで、大変に重要な情報を含む、以下の8つのPDFファイルが開示されました。

(追記 2019年2月26日。東京都下水道局に、12月7日以降の同じ公文書(中野区と下水道局のやりとり)を情報公開請求して2019年2月20日付で開示された文書が「中野区の平和の森公園再整備工事(第二工区)に関し東京都下水道局が2019年2月20日付で開示した文書」にあります)

下水道局の開示したPDFを読む

上のPDFを読むと、いろいろなことがわかります。以下の1.〜5.で、私がわかったことを書いてみます。

ご自分でPDFファイルを読まれる方へのヒント: 変更後の図面で、赤線や赤文字はA案に対する「追加」を表します。黄色は「削除」を表し、例えば黒字に黄色が被せてあったらその黒字は削除です。数字や文字の変更がある場合には、黒字に黄色を被せてその脇に赤字で変更後の数字や文字が書かれています)

1. 中野区の照会(通知)と下水道局の回答から時系列を推測

今回開示された文書のファイル名に含まれた日付などから、中野区と都下水道局の間のやりとりを中心に、時系列をまとめ直すと次のようになります:

  • 2017年4月7日(金) (中野区役所8階で平和の森公園再整備実施設計第5回定例会が開かれ、設計を受注した日本設計から発泡スチロール埋設が初めて提案された)
  • 2018年8月30日(木) 中野区議会建設委員会で区はA〜E案を提示。この時点では、草地広場の掘り返しに関して中野区はわざと説明しなかったことが、たとえば、来住区議(共産)の発言「(E案は)現況のままでいじらない、草地広場を基本に残しながら工事をそこには手をつけない」でわかる。
  • 9月6日(木) 中野区と下水道局の担当者間の協議が行われた。A〜Eいずれの案でも下水道局に関わる掘り返し工事はA案(田中前区長案)なので、中野区は、当初より作成済みのA案の文書1-1、1-2を提示し、そのように下水道局に説明した。しかしその場で、中野区が耐荷重を計算ミス(後述)していることなどが判明したため、下水道局は次のような文書1-2「打ち合わせメモ」を作成した。
  1. 本件の取扱い: 合意内容を協議書(公文)としてまとめる。(計画協議書、施工協議書)
  2. 壁泉について: 当方の資料によれば壁泉部分の防水が施工されていないため、防水を実施されたい。(中野区の壁泉については漏水防止の防水するため下水道局で防水を実施していない)
  3. 漏水等補修、調査等について: トップライトの補修工事を実施したい。また、トップライト以外でも上部(公園)からの漏水があるため、中野区工事施工時に掘削調査を実施、補修工事を実施したい。
    • 付記: 2.の「当方の資料によれば」という記述から察するに、中野区は古い資料をすべて廃棄済みである。
    • 参考: この日 15:39 のはねちゃんさんのツイート
  • 10月5日(月) 中野区議会建設委員会での平和の森公園関連の陳情(不採択)の質疑において、小林(ぜ)区議(公明)が「仮に(陸上トラックや築山の)工事が行われなかったとして、1回全部取らなくてはいけない…(中略)…そういったことは当然行われるというふうに考えてよろしいでしょうか」と草地広場の掘り返し計画があたかも周知の事実であるかのように確認。そして、来住区議(共産)は「(小林(ぜ)区議が言った話は)今初めて聞く話です」とびっくり。

  • 10月8日(水) 第1回平和の森公園「語る会」(区民向け説明会/意見交換会)

    • 草地広場の掘り返しに関し「陸上トラックの有無に関わらず土の盛り換えを行う」と区が区民向けには初めて公式に明らかにした。そして、それが必要な理由を「給水、排水、電気設備のため。また、東京都下水道局から水漏れの修理をしたいと申し入れがあった」と説明した。ただし、下線部は虚偽の説明であり、その場で区民から「ウソだ!」という声が上がった。
    • 参考: 中野区非公式勝手にリポート | 平和の森公園再整備を語る会(第1回)は大荒れでした
  • 10月10日(金) 第2回平和の森公園「語る会」(区民向け説明会/意見交換会)

    • 区は草地広場を掘り返す理由を「安全性を考え地面に浸透した水を排水するための施設を新たに設置したい。その計画がもともとあった」と、一昨日とは変えて説明した。酒井区長は「草地広場の土の入れ替えの話は謝ります。きちんと情報を出し議論すべきだった。もっとわかりやすく、必要性や範囲などを示していきたい」と発言した(参考: Kaoruko S.さんのツイート)。しかし、本稿執筆時点でもこの約束は守られていない。
  • 10月17日(水) 酒井区長就任以来、自民・公明の同意が得られず空席だった2人目の副区長として白土純が就任。

  • この日、中野区から下水道局へ照会(文書3)。(1行目の誤植「貴職」は原文のまま引用)

  1. 貴職の実施する補修工事は、区の工事実施を前提としたものであるか。
  2. 仮に区の工事を実施しない場合には、貴局の工事にどのような影響があるか。
  3. 貴局として区の工事に期待することはあるか。
  • 10月18日(木) 下水道局の地下施設を区が見学。文書2で補修箇所を確認したと思われる。
  • 10月25日(木) 下水道局から中野区へ回答(文書3)。
  1. 当局で実施する下水処理場躯体の補修工事は、経年劣化を原因とするもので、区の工事実施を前提としたものではありません。
  2. 中野区の工事がない場合は、当局単独施工で実施するので、特段の影響はありません。
  3. 特段の期待はありません。
  • 11月8日(木) 中野区議会建設委員会で区は酒井区長案(E案+ゴムチップ舗装で園路拡幅)を報告。
    • 区は、草地広場の掘り返しの理由を「今後の長期にわたる公園設備の安全性を担保するため、電気、給水、排水設備等、埋設管の新設及び更新、また草地広場の拡張に伴う園路の変更、スポーツ活動の利用も踏まえた敷地の平坦化§のため」と今回は説明した。(参考: 平成30年11月08日中野区議会建設委員会の会議録
      • 注§: 文書4-1 11月14日変更後工事概要資料.pdf の10枚目に最新の「図面番号146 造成平面図ー1」がある。この図面のスクショで赤丸をつけた地点(周回走路)は、東京湾平均海面(TP: Tokyo Peil)を0mとする海抜ですべてが42.20m、青丸をつけた地点(インフィールド)はすべてが42.32mになるように22cm〜67cm程度嵩上げされることが分かる。つまり、区職員の言う"平坦化"とはそういう意味なのである。なお、陸上トラックを作らないのに「スポーツ活動の利用も踏まえた敷地の"平坦化"」を行うわけだが、トラックの部分だけ水平にされたトラックの無い草地広場は運動会での利用を想定しているらしい。
  • 11月10日(土) 平和の森公園再整備工事(第二工区)についての説明会(区民向け説明会)第1回が開催された。
    • 今回は草地広場の掘り返しの理由を区は「埋設管は実はかなり埋まっている。下水処理設備も埋まっている。体育館の新設に伴い、新たに多くの管を埋設する必要もある。そのための掘り返しです」と言った。(参考: 岸原さやさんのツイート
  • 11月12日(月) 中野区議会建設委員会再会。11/8の同委員会は質疑が終わらず延会となっていた。
休憩前の熱心なご追求 休憩後のご自身による総括
排水設備のことについて 全面的な造成について
私が今言ってきました下水排水の設備、電気、給水の設備、給排水の設備 (排水設備以外への言及なし)
その上にきちっと不陸を直す (言及なし)
建築的に言えば捨てコン*を打って、そして盛り土をして、 … 発泡スチロール、EPS、エアーの、もちろんそれが入って盛り土がされていく そして、排水設備については中野区の公共工事の仕様#できちっと全面にわたって造成工事を行い直して工事を行っていく
そのトラックをつくる工事が今の工事を行った上で可能 (言及なし)
      • 注‡: ふろく【不陸】平らでないこと。 (出典『大辞林』)
      • 注*: 捨てコン → 捨てコンクリート (参考: Wikipedia) ちなみに、情報公開された図面によると、捨てコンクリートを打つ設計ではない。
      • 注#: 中野区の公共工事の仕様とはいったい何を指すのか不明。もしかして、財源が補助金で工事内容がみんなの迷惑といった仕様のことですか。
    • 小林(ぜ)区議(公明)の発言「いっときの感情でこの建設委員会は議論をしているわけではありません。報告を受けているわけではありません。これまでの経緯、経過があり、今後の経過があります」。この方が問題にされている経緯というのは、神山区長の時代の、たとえば壁泉とか防災広場とかの経緯をないがしろにしているのだが(後述)。
    • この日の会議録が公開されたのは2019年1月15日(火)です。それまで私 @orangkucing はこの日の委員会でEPS工法への言及があったことを知りませんでした。
    • (この日は、19:00から平和の森公園再整備工事(第二工区)についての説明会(区民向け説明会)第2回も開催)
  • 11月14日(水) 中野区から下水道局へ一方的に通知(文書5(11月15日付だがその前日に下水道局に到達している)。別紙として文書4-1と文書4-2「施工計画書 使用重機選定計算書」が添付)。

このたび中野区では、下記のとおり平和の森公園再整備工事を施工することになりましたので、通知いたします。

    • 翌11月15日には、私の質問に下水道局から回答があり「草地広場の変更後の施工内容については、まだ説明を受けておりません」
  • 11月21日(水) 第二工区を封鎖するフェンスや金網などの資材が平和の森小学校側の公園入口付近の下水道局の敷地内で荷下ろし。(文書4-2「土地の使用について」(お知らせ 11/14))
    • この日、私の再度の質問に下水道局から回答があり「当初計画における内容については、EPS(発泡スチロール排水機能付)を使用した工法で施工計画書に記載されていることを確認しています。変更後の計画については、今後確認を行います」(私 @orangkucing 個人にとっては、この回答が公式な言明としてEPS工法を確認した最初のものでした
  • 11月22日(木) 下水道局から中野区へ回答(文書5)。

本施工箇所については下水道施設の上部である制約上、荷重条件について制約がありますので、詳細については別途協議願います。

  • 11月29日(木) (私が本稿と同タイトルのPart 1を公開)

  • 11月30日(金) 中野区議会第4回定例会 12/14まで。

  • 12月4日(火) (建設委員会での報告が終わってないため、中野区議会第4回定例会議会運営委員会に平和の森公園再整備(第二工区)に係る契約変更関連の議案は提出されなかった。次の議運委は第4回定例会最終日 12/14)

  • 12月5日(水) "中野区・平和の森 不当工事住民訴訟"(怠る事実の違法確認請求事件 東京地方裁判所 平成30年(行ウ)第62号)第4回口頭弁論が形式的に開かれた。そのあと、原告側弁護士は『第二工区の契約変更議案が区議会第4回定例会に提出されなかったのは、この裁判のおかげだ』と傍聴に来た人々と原告団の前で吹聴した(参考: Galbraithianさんのツイート)。

  • 12月6日(木) 中野区議会建設委員会が開かれた。11/12の同委員会で小林(ぜ)区議(公明)から請求のあった関連資料(後述)が提出された。

  • 12月7日(金) 中野区議会建設委員会が開かれた。11/8(と11/12)の同委員会で報告のあった区案に関する区民説明会(11/10と11/12)の実施結果の報告が行われた。

  • 12月11日(火) 12月7日付の区政情報公開決定書が中野区役所から私のところに郵便で到着し、私はこの日の15時半ごろ区役所に受け取りに行った。

  • 12月13日(木) 私の質問にこの日、下水道局から回答があり「変更後の詳細計画については、中野区から説明を受けていません。また、詳細説明の予定については、中野区の予定によるため、まだ決まっていません」

  • 12月14日(金) (中野区議会議会第4回定例会最終日。建設委員会での報告は終わったが、その後子ども文教委員会と厚生委員会での報告が必要なため、議会運営委員会に平和の森公園再整備(第二工区)に係る契約変更関連の議案は提出されなかった)

  • 12月26日(月) (東京都下水道局が本稿の情報を開示決定)

  • 12月28日(水) (中野区が「平和の森公園再整備実施設計報告書」と「平和の森公園再整備工事契約書」を一部非開示で開示決定注意: 排水設備に係る書類、図面が非開示決定)

  • 2019年1月19日(土)ごろ 酒井区長の平和の森公園視察の準備として、次の作業が行われた。

    • 草地広場東辺の園路内側に一列にコーンとバーを設置
    • 草地広場のEPS埋設予定地に"EPS"とかかれた木の杭とトラロープ(ところどころに赤色テープ付き)を設置
    • 草地広場中央のトップライトを鉄板で閉塞(このトップライトは根元まで削られる予定なので鉄板で閉塞するのは無駄)
    • 平和の森小の近くに新設予定の入口12のために石垣を破壊。緑色のコーンをいったん置いたが、すぐに公園工事と共通の赤色コーンに置き換えた
    • パーゴラにつけられた紫色テープ(いったん撤去し再設置することを表す)と、パーゴラのゴミ箱の赤色テープ(撤去を表す)を除去
    • 重機1台を南西の児童遊具脇に移動し、コーンとバーで囲う(この重機が次に動くのは3月1日)
  • 1月21日(月) 酒井区長、平和の森公園視察。(参考: 中野区役所ホームページ「区長の動き」

    • 発泡スチロールを埋設することがいくらなんでも酒井区長に伝わったと思われる
  • 2月1日(金) この日、中野区 豊川 → 下水道局 廣木 → 中野区 豊川 というやりとり1往復があった。(参考: 中野区の平和の森公園再整備工事(第二工区)に関し東京都下水道局が2019年2月20日付で開示した文書。この文書に含まれる2/1の中野区と下水道局のやりとりが、3/18現在で最新のやりとりであることも判明

  • 2月6日(水) 中野区議会建設委員会が開かれた。

    • 2019年2月15日からの中野区議会第1回定例会に区が提出予定の第二工区工事契約変更議案(案)が区から報告された。驚くべきことに、草地広場の掘り返しや排水設備や排水状況の説明やEPSブロックには区も小林(ぜ)区議(公明)も他の議員も触れなかった。唯一、工事の増額要因を区が説明するなかで「下水道処理施設のトップライト、天窓を今回の敷地の造成に伴って強化をします。この費用が700万円ほどします」として「敷地の造成」という語が使われただけだった。(会議録は「閉鎖をします」となっているが、傍聴した友人によると「強化をします」と言ったとのこと)
    • 契約変更に係る減額、増額の要因を説明する際に、区は "工事一時中止経費" として600万円の増額について触れた。これは、区が公式に、工事が一時中止していることを認めた初めてのことである。工事が一時中止していたことに伴い、第二工区の竣工が7月から10月に延びることも報告された。
  • 2月8日(金) 中野区議会議会運営委員会が開かれた。第二工区工事契約変更議案(案)の建設委員会への報告が途中になっているため、白土副区長より「議案が提出されたら先議をお願いしたい」と申し入れがあった(先議: 第1回定例会では予算審議のあと一般議案を扱うが予算審議の前に議決をすること)。しかし、自民、公明の委員たちによって子ども文教と厚生での報告が要求され、先議の申し入れは却下された。酒井区長は混乱して答弁不能になっていた気配がある。

  • 2月13日(水) 中野区議会建設委員会が開かれた。2/6の同委員会は平和の森関連の質疑が終わらず、延会になっていた。(この項は傍聴した友人の報告による。編集された会議録(4/2に公開)と用語や表現が違う部分が多数あるが、ここでは参考のため友人が聴き取ったままとする)

    • 豊川都市基盤部長は、前回(2/6)報告の変更議案(案)を作成するにあたっての議論の進め方に関して問われ、「できるかぎりのことはやった。あのまあベストかどうかは別にしてまあできることはやった」と開き直った。さすが、下水道局に施工開始を一方的に通告してしまう人(11/14の項を参照)ですね!
    • 石坂区議(無所属)が、東京都下水道局とのやりとりとEPSブロック埋設に関し、詳細に質問。
      • 300mトラックを止めたのに地下の工事が同じというのはどうか、無しでもいいのではという質問に対し、区は「11月の委員会で説明したとおりで、そのときからEPSブロックは変更していない。下の下水道処理施設の躯体の安全を守るため、また、排水状況を今後も継続して良くするために必要な工事と考えている」と答えた。
      • 草地広場の雨水を浸透管を使って土中に浸透させるのではなく、妙正寺川や下水に繋ぐというのは本当かという質問に対し、区は「現時点では体育館建設予定地側にも流れている状況がございます。そういったところを改善するために、妙正寺川側に流すっていうのと下水に繋ぐのもやります」と答弁。ちなみに、設計図面にそのような排水管は存在していない。
      • 壁泉の防水に関し、区は即答できず、トップライトの防水の話でさんざんごまかしたりしたあげく、数十秒後に後ろから差し入れられた原稿を小さな声で読み上げ「ま、あの、今回の我々のさせていただく工事の内容でこの壁泉部分に関し、影響については特段いまのところは交渉していないというところなので、中野区で今予定している範囲の水の問題と相応な漏水の対策をしていただければそれで十分であるというふうに聞いております」と答えた。えっ、いまのところ交渉してないの?
      • EPSブロックの火災に対する安全性は、区によると「剥き出しにするわけではなく、60cm以上埋めているので問題ない。防災性は業者のカタログとかを見て検討している」との答弁。実際には60cm以上埋まっている範囲はむしろ狭く、それ以浅の範囲が広い。
      • 区は「EPSは国費なのか区費なのか、総工費という形になっているので分からない」とこれもウソをついた。EPSは国費と図面に書いてある。
      • EPSの上で子どもが遊んで、環境汚染とかそういう問題はないのかという問いに対し、区は「土もございますし、3種混合の草も蒔きます」との答え。
      • 区は「下水道局さんとはEPSが国費なのか区費なのかとかいう関係は協議していない」との答弁。つまり、区は、"排水設備" という名目で国の補助金を引っ張ってきたことを下水道局に対して隠蔽している。
    • 前回(2/6)と今回の建設委員会を通じ、どの議員も、工事が一時中止になった原因に関する質問を避けた。唯一、小林(ぜ)区議(公明)が「区が止めたんですよね」と質問したが、区はそれにすら答えていない。
    • 4/2に区議会ウェブページでようやく公開されたこの日の会議録を読んだ区民の反応の一例がこちら。(toshiro kzc さんの連続ツイート
  • 2月15日(金) 行政不服審査を申し立てていた、一部非開示処分が取り消しとなり、隠蔽されていた文書が新たに開示された(2月13日付)。隠蔽されていた部分から読み取れることを捏造の設計図 : 中野区平和の森公園再整備工事(第二工区)に係る排水設備図面の研究としてまとめた。

    • この日から中野区議会第1回定例会(3/15まで)。この日開かれた議会運営委員会に第二工区工事契約変更議案は提出されなかった。(参考: 羽鳥区議(共産)のツイート
  • 2月26日(火) (私@orangkucing が「中野区の平和の森公園再整備工事(第二工区)に関し東京都下水道局が2019年2月20日付で開示した文書」という記事を書き公開)

  • 3月5日(火) 中野区議会本会議で平成31年度予算案可決。本会議に先立って開かれた議会運営委員会へ追加提出された議案の中に第二工区工事契約変更議案が含まれなかった。

  • 3月8日(金) 中野区議会厚生委員会で、平和の森公園草地広場第2工区に埋設予定の大量の発泡スチロール(EPS)による健康被害の可能性をむとう区議(無所属)が質問。傍聴した人によると区は「所管外」を繰り返し、答えず。(参考: @nakanocitizens さんのツイート

  • 3月12日(火) 低木と赤テープの巻かれた中高木の大量伐採開始。(参考: @nakanocitizens さんのツイート

  • 3月15日(金) 中野区議会第1回定例会閉会(この項は傍聴した友人の報告による)

    • この日午前の議会運営委員会で、議案「平和の森公園再整備工事請負契約に係る契約金額の変更について」が提出された。午後の本会議で総務委員会に付託が決定され、本会議は休憩。総務委員会では質疑ののち、否決すべきものと決議(自民2+公明2が否、共産1+立民1+無所属2が賛と同数。委員長(自民)が加わって否決)。本会議が再開され、本会議でも否決(自民+公明の20名が否。石坂区議(無所属)が退席。その他の19名が賛)。
    • 総務委員会でいながき区議(無所属)が「ここの質疑の中で、議案が否決された場合、検討するという答弁があったと思います。検討をするということは変更前の契約内容ですみやかに工事を再開するのではなく、検討期間をとるということですか」と質問。これに対し、白土副区長は「答弁をさしひかえさせていただきます」とだけ言い、答えなかった。
    • この日の朝の議決前から、草地広場掘り返しのための造成搬入路が掘削開始。(参考: @nakanocitizens さんのツイート
  • 3月18日(月) 議案「平和の森公園再整備工事請負契約に係る契約金額の変更について」の否決を受け、酒井区長は中野区公式サイト上で「当初計画を進める」とコメント。念のため、当初計画というのは田中前区長の案である。(参考: 中野区ホームページ 「平和の森公園再整備工事(第二工区)について」 (リンク先は Internet Archive)

  • 3月21日(木祝)

    • 祝日にも関わらず、掘り返しの始まった草地広場に発泡スチロールが運び込まれ、外から見えにくい場所に乱暴に野積みされた(参考: @nakanocitizens さんのツイート)。
    • 野積みになった発泡スチロールに関して野方消防署にファックスで通報があった(参考: 東京消防庁の立入検査)。
  • 3月28日(木)ごろ 掘り返しの進む草地広場にさらに発泡スチロールが運び込まれ、以前に運び込まれた場所とは別のやはり外から見えにくい場所に乱暴に野積みされた。(参考: @nakanocitizens さんのツイート

  • 3月30日(土)ごろ 掘り返された部分に暗渠排水管(モノドレン)が入れられ、10cmの多孔質軽量人工土壌層で埋め戻された。(参考: Galbraithian さんのツイート

  • 4月1日(月) 発泡スチロールの第3陣が草地広場に到着。いちばん薄い10cmの発泡スチロールが到着した。(参考: @nakanocitizens さんのツイート

  • 4月2日(火)

    • いちばん薄い10cmの発泡スチロールが埋設開始。(参考: @nakanocitizens さんのツイート
    • この日、酒井区長のもとに東京消防庁第四方面本部本部長来訪(区長の動き 2019(平成31)年4月)。なお、区役所ウェブページを検索する限りでは、区長のもとに来訪するのは消防署長であり、格上の第四方面本部本部長が来訪した記録はこれ以前には見当たらない。ちなみに、第四方面本部本部長は4月1日付で参事兼予防課長から異動の大竹晃行氏。大竹氏は危険物のスペシャリストであり、この訪問の際に草地広場に野積みの発泡スチロールに関して知らなかったはずはない
  • 4月3日(水)

  • 4月11日(木)

  • 4月22日(月) 前日に執行された中野区議会議員選挙の開票の結果、中野区議会で田中前区長の与党会派(自民、公明)が過半数割れ

  • 4月23日(火) わたし @orangkucing が4月3日の東京消防庁の立入検査に関する公文書の開示請求書を中野区と東京消防庁に送付

  • 4月28日(日)〜5月6日(月祝) 連休中の工事は全休。しかし、第2工区を囲むフェンスに発泡スチロールのメーカー(積水化成品工業)から中野区長宛ての「御承認願」が掲示された。
  • 5月23日(木)ごろ 第2工区を囲むフェンスの掲示物の文字が書き換えられ、工期が2020年1月31日までとなる。つまり、この頃に中野区は契約約款を変更し工期延長(約款書換は議会の議決不要)
  • 5月30日(木) 草地広場西側防火樹林沿いのトップライト5箇所がスラブまで掘られむき出しになる
  • 6月5日(水) 草地広場西側防火樹林沿いのトップライト5箇所と築山の破壊開始
  • 6月6日(木) 草地広場中央に剥き出しで放置されていたトップライトたちが鉄板閉塞(これは下水道局と合意した工法ではない)のまま埋め戻し開始
  • 6月25日(火) (このころまでに発泡スチロール埋設はほぼ完了)
    • 中野区議会第2回定例会建設委員会で細野公園課長が当初案(田中案)で工事を続行することを報告
    • 草地広場南西側(中野水再生センター機械棟沿い)のトップライトたちの破壊開始
  • 6月26日(水) 未開園区域のトップライトたちの破壊開始
  • 7月1日(月) 中野区議会第2回定例会一般質問で石坂わたる区議(無所属)が4月3日の東京消防庁の立入検査に関して質問。豊川都市基盤部長は発泡スチロールは安全という従来の答弁に代わり「燃える可能性があるから消防に指導を受けた」と認めた。こんな当たり前のことを認めさせるのにも非常に時間と手間がかかる中野区職員、バカなの?なお、以下の豊川都市基盤部長の発言で下線部は虚偽であるか虚偽の疑いがある。

石坂: 4月3日に工事現場に消防署の立入があったと聞いています。どのような指摘を受けどのように対応したのか。また今後の工事においては消防から指摘をうけることがないようどのような対策をとるのか。

豊川都市基盤部長: えー私からは平和の森公園の再整備に関する消防署の立入検査についてお答えをいたします。平成31年4月23日付で東京消防庁野方消防署から消防法第4条に基づく立入検査の申出がありまして翌日、工事の施設のほうに立入検査を実施いたしました。立入検査の結果、発泡スチロールを使用すること自体には問題がなく工事部材の集積方法や保管方法について指導があり、あわせて材質証明書等一式の提出を致しました。指導事項については速やかに対応いたしまして、その後の消防署からの指摘はなく、安全性は確保されていると考えてございます。今後の公共工事におきましてもひきつづき法令等遵守し安全性確保してまいります。

石坂: 具体的にどうすべきであるという指摘があったのか。とくに集積、保管に関して火に関する危険性の指摘をうけたのではないのか。どう対応したのか。

豊川都市基盤部長: 野方消防署から受けましたのは指摘ではございません。指導でございました。指導事項といたしましては例えば発泡スチロールの集積する場合ですと1集積単位で500平方メートル以下であるとか高さ6メートル以下になるようにする、あるいは集積単位相互間に3m以上の空地を設ける、そういったことをあの確認をしてそういった指導があった。それにつきましては現地で確認をしまして、必要に応じて対応した。

石坂: こういった指導はどんな危険性があるからなされたのかというところにお答えがありませんでした。わからないということですか。

豊川都市基盤部長: 今申し上げました基準はこれはあのーまーEPS、発泡スチロールが一定のあのそのーまー燃える可能性がある、といったことから安全を確保するために先ほど申し上げました基準がある、ですからそれを守っていく態度があるそんな指導でございました。

  • この日、当初案(田中案)の工期延長やトップライト閉塞の設計変更などに伴う補正予算案が可決
  • 7月3日(水) 中野区はトップライト閉塞の設計変更などの仕様を業者と仮契約
  • 7月11日(木) 中野区議会第2回定例会最終日。トップライト閉塞の設計変更などに伴う予算増額契約変更議案が可決。
    • 立憲は、本会議での議決に先立つ総務委員会で「区長は草地広場の利活用を見直す」という趣旨の付帯意見を付けようとしたが反対多数で失敗。この付帯意見に関する休憩中の話し合いの際、白土副区長(7/1から空席の総務部長の事務取扱として出席)は「この付帯意見で言う"草地広場"というのは300mトラックや100m走路を作った内側と外側の草地部分のことを言うのか?」と傍聴につめかけた区民を逆撫でする発言。また、白井ひでふみ区議(公明)と白土副区長は、立憲が付帯意見を付けようとしてくることをあらかじめ知っており「前例はあるのか」「議案に直接関係ない付帯意見は可能なのか」という、いつもならすぐに答えられないような質問に十数年前の議会運営委員会での議論を引き出して白土副区長がよどみなく答えていた
    • この日以前の工事は、当初案に基づき行われていた。つまり、5月30日から始まったトップライトの破壊と埋め戻しの工事は下水道局と合意した工法ではない
    • 予算増額契約変更議案が可決されたので、7/3に締結された仮契約が自動的に本契約となった

2. 中野区は耐荷重を計算ミス!防水工事を無視!

1979年(昭和54年)に東京都下水道局長(甲)と中野区長(乙)は「中野刑務所跡地利用に関する基本協定」を締結し、覚書を交わしています。協定の第8条には「相互に信義を重んじ、誠実に本協定を履行するとともに、この協定の解釈又はこの協定に定めのない事項について、必要があるときは、甲乙協議の上、解決するものとする」、そして覚書の第13条にも「この覚書に定めのない事項又は、この覚書に疑義が生じたときは、甲乙協議して定めるものとする」と書かれています。(参考: 「みどりの防災公園」実現に向けて 中野刑務所移転運動の経過, pp.80-84, 中野区立図書館デジタルアーカイブ

中野区と下水道局の担当者間の協議の打ち合わせメモ(9/6 文書1-2)によれば、工事の内容で合意したら計画協議書、施工協議書といった公文でまとめるとあり、これは協定の第8条の相互に信義を重んじ、誠実に本協定を履行するという趣旨に則ればきわめて当然のことです。ですから、今回の開示で協議書の類の公文が出てこなかったということは、中野区と下水道局は工事内容でまだ合意していないということになります。

覆蓋部の荷重制限

それというのも、9/6の担当者間協議で下水道局に示した文書1-1、1-2において中野区は耐荷重の計算ミスをしていました。それは、地下下水処理施設の屋根の上にどんなお望みの重機でも載れてしまうというような、ありえない計算ミスです。おそらく下水道局にその協議の場でただちに誤りを指摘されたのではないでしょうか。その後、中野区は、区民に宣言した着工日11/15に下水道局に文書4-1、4-2を送りつけ、その計算ミスを"訂正"し(参考: 文書4-1施工計画書 概要版(その2)p.1。下の画像)、施工開始を一方的に通知しています。

計算ミスの”修正”

しかし、下水道局はこの訂正を受け入れておらず「荷重条件について制約がありますので、詳細については別途協議願います」と文書5でわざわざ回答しており、なんだかこじれているのではないですかね。

壁泉の防水工事

上で述べた計算ミスは酷いですが、それに加えて、9/6の担当者間協議で下水道局が要望した"中野区の壁泉"の防水工事に関しても、中野区はまったく無視して施工開始を通知しています。

壁泉 (wall fountain) といえば、東京都下水道局には立派な壁泉があります。葛飾区の小菅水再生センターの上にある小菅西公園の壁泉をご覧ください。ただし、水が流れているのは夏の間だけです。

小菅水再生センターの上にある小菅西公園の壁泉

(上の画像はブログ『公園噴水図鑑』への直接リンクです)

ここで問題になった中野区の壁泉は、中野水再生センターの建物(機械棟)北側の壁のうち水色や青色に塗られ水鳥の絵が描かれた部分に接する草地広場側のツツジの茂みの陰にあります。

壁泉

1995年(平成7年)に稼働開始した中野水再生センターの設計時には、機械棟の水色や青色に塗られた壁面の前にゴツゴツとした巨大な壁状のオブジェがそそり立ち、処理したきれいな中水をオブジェの積み重なる上から泉のように湧出させ、さらに公園内に回流させる計画がありました(参考: 中野刑務所跡地利用計画区民協議会報告書『中野刑務所跡地にみどりの防災公園をつくるために』1981年(昭和56年)。中表紙をスキャンした画像がこちら。Bが壁泉)。下水道局は区民協議会が立てたこの計画に忠実に従い、巨大オブジェを設置するための土台部分(中野区が管理)と地下のポンプ室(下水道局が管理)を中野水再生センターと同時に完成させました。一方、当時神山好市氏が区長の中野区は、"当面の利用を目的とした広場整備工事"なので「水施設、滝とか池とか、それらを除きましての工事」をする(平成12年10月13日 中野区議会総務委員会。発言者は用地経理課長。""内は同委配布資料4の記述)と壁泉の計画を凍結して平和の森公園第二期整備(草地広場を含む約3ha)を着工し、2002年(平成14年)9月3日に開園させたのです。

ところが、次の田中大輔前区長の2016年になると、壁泉を作るという、区民や下水道局と交わした素敵な約束は反故にされ、未開園区域には体育館を、草地広場には陸上トラックを作るという乱暴な計画に変更されました。酒井直人現区長も、10/8第1回平和の森公園「語る会」で100m直線走路の位置を問題にする区民に図上でその脇に記された部分が何かを問われ、「ここには壁泉とかあるんですよー。どけられないんですよー」と笑っていたらしいので、壁泉の計画を知っていながらその古い約束を破るのになんの躊躇もないですか。

9/6の「打ち合わせメモ」に記された文言は、

中野区の壁泉については(壁泉が稼働する想定だったので、当然、噴水としての)漏水防止の防水(を中野区が)するため下水道局で防水を実施していない

という意味です。壁泉の巨大オブジェが中野区の土台の上に建設されなかったため、防水がなされないまま開園からずっと16年以上放置される結果になってしまったのです。

さて、文書4-1「図面番号157-1 舗装平面図」を見てみましょう。青線で囲った部分が壁泉で、そこには"インターロッキングブロック舗装"と書いてあり、したがって防水性はなく、9/6に中野区が提示した変更前図面からの変更もありません。下水道局の要望を無視でいいのですか、中野区。


そういえば、私がした質問への下水道局からの回答が、下水道局が中野区から施工開始を一方的に通知されたちょうど同じ日(11/15)で、なんだか怒気を含んでる(本稿のPart 1参照)のは八つ当たりかな、とか思います。

3. 国の補助金で埋設される発泡スチロールの体積は五輪公式プール約1.3杯分

たとえば、文書1-2「工事概要」p.14 の図面の凡例(下の画像はそのスクショ)には財源別(国費/区費)に材料の数量が記載されています。

eps

これによると、EPSブロックはすべて国の補助金とわかります。また、EPSブロックの厚みx面積=体積で(この凡例だけでは「1式」と書かれ詳細が不明の築山部分を除く)その合計を計算すると、埋設されるEPSブロックの量は五輪公式プール約1.3杯分ということもわかります。(参考: 五輪公式プールは 50m x 25m x 2m です)

4. 図面番号149の謎

12月7日付の決定で中野区が私に開示した文書(それをスキャンしたファイル1ファイル2)の中に、平和の森公園再整備工事 「図面番号3 図面リストー2」 があります。この「図面リストー2」はとても有用で、たとえば、区分(国費/区費)の記載からバーベキュー場(「図面番号158 BBQ施設平面図・構造図)」)は区費ということがわかります。

「図面リストー2」に記載された図面の数に比べ、12月7日付で中野区が私に開示した文書は非常に内容が少なく、そのことからも中野区の悪質な隠蔽体質が伺えます。たとえば、図面名から「図面番号148 造成平面図ー3 (軽量盛土平面図 築山EPS)」はこの時私が開示請求した『発泡スチロール様の材料の埋設』に明白に関連している文書なのに、なぜ開示されなかったのでしょうか(参考までに、この図面は今回12月26日付の東京都下水道局からの情報開示の方には文書1-2「工事概要」p.78として含まれています。また、築山のEPSならはねちゃんさんの2/4のツイートの「図面番号225 施設構造図ー16(すべり台)」と思われる図面にも見えます)。

もうひとつ、12月7日付で中野区が私に開示しなかった『発泡スチロール様の材料の埋設』に関連する図面として「図面番号149 造成平面図ー4(合成樹脂暗渠管敷設図)」があります。実は、11月22日に私が中野区にこの情報開示請求をした際、この図面こそが開示されるものだとばかり思っていました。なぜなら、はねちゃんさんの10/11のツイート10/17のツイートを見て、図面の存在を知っていたからです。ちなみに、問題の図面「図面番号149」は、今回12月26日付の東京都下水道局からの情報開示にも含まれていません。下水道局は中野区から提供された文書はすべて私に公開しましたので、中野区は東京都に対してもこの「図面番号149」を隠蔽したことになります。

しかし、ようやく中野区は「図面番号149」を出してきました。というのは、12月6日の中野区議会建設委員会に「平和の森公園再整備(第二工区)に係る排水設備工事設計図」として提出された図面の2枚目(図面番号と図面名が削除)こそがこの「図面番号149」なのです。はねちゃんさんの図面と比較すると、"排水機能付きEPSブロックDF16"(厚み450〜0mm)という記載のある断面図の有無が異なることがわかりますね。中野区の庁内には断面図の有るバージョンと無いバージョンがあるんですか。とても不思議です。

2019年1月15日追記: 2018年12月28日付で中野区がさらに新たに情報公開した5000ページあまりの文書に「図面番号149」が含まれていることがわかりました。136-260第2工区公園工事.pdfの10枚目、あるいは、工事請負契約書④.pdfの34枚目の「図面番号149 造成平面図ー4」が問題の図面です。どちらもはねちゃんさんがツイートした図面と同じです。このことからわかることは、中野区は、合成樹脂系暗渠管だけ記載の「造成平面図」にEPSブロック記載の断面図をコピペし、図名を「排水設備工事設計図」と変更して12/6区議会建設委員会に提出したということです。これは、小林(ぜ)区議(公明)の細かい指示によるものなんでしょうかねー。なぜそんなことをしたんでしょうね。それにしても、「造成平面図」にEPSブロックをちょこっと記載しただけで「排水設備工事設計図」と名称が大きく化けるあたりがいちばん興味深いですね。(参考: 私 @orangkucing のツイート(排水設備に関する文書が一部非開示であることへの不服請求)

5. その他わかること

  • 草地広場の発泡スチロールの上の表土の厚みは、一番薄いところでは14cm。(文書1-2「工事概要」p.8) (間違えてました。2019年2月19日訂正)
  • 草地広場の発泡スチロールの上の表土の厚みは 24cm のところがある。(中野区が開示した約5000ページの資料の「136-260第2工区公園工事.pdf」の p.13 「造成断面図ー1」にある、C-C(断面図)Y10通りで、X24 のあたり) (私 @orangkucing のツイート参照
  • 園路拡幅部は発泡スチロールの上にコンクリート舗装して、表土無しで直接ゴムチップ舗装。(文書1-2「工事概要」p.9)
  • 低木伐採12385本は国の補助金。(文書1-2「工事概要」p.75)

さいごに

今回開示された文書には変更前の当初の実施工程表(文書1-2「工事概要」p.3。下の画像)も含まれています。

実施工程表に書かれている工程のうち、草地広場の掘り返し/盛り変えは「撤去・移設工」(3ヶ月)と「造成・暗渠排水・軽量盛土工」(2ヶ月)です。発泡スチロールを敷いて上に土をかぶせるのは後者に含まれる作業で、第一工区側から順にやっていきます。草地広場を掘って土を除去する作業がどちらに含まれるのかははっきりしませんが、地下下水処理施設の屋根の近くまで掘ったら重機が使えず手作業になり時間がかかるため、前者に含まれる作業ではないかと思います。それにしても、掘り返し+発泡スチロール埋設だけで5ヶ月を要するわけで、業者さんとしては一刻も早く着手したい2つの工程のはずです。

そして、「伐採工」はそれより前、最初の工程です。ところが、本稿を書いている12月29日現在で伐採は行われていません。

耐荷重の計算ミスのせいで工事できなくなったりしてないですかねー。

schedule

(by @orangkucing 2018年12月29日)

追記1: 2019年3月11日現在、伐採は始まってません。草地広場の掘り返しも、そのための重機の仮設乗入れ進入路の準備も始まってません。工事は(トイレ改修工を除き)完全に頓挫しているように見えました。

追記2: 3月12日。伐採が始まりました!草地広場の園路も剥がされています!

追記3: 3月15日。掘り返しのための重機の仮設乗り入れ進入路が草地広場に掘削されはじめました!

追記4: 3月18日。現地のホワイトボード上の工程表で、敷地造成工が始まりました!


他の資料へのリンク

発泡スチロール関連

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